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[活躍するロボジョvol.12]なせば成る!/チトセロボティクス 立花京さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。12回目は、チトセロボティクス(東京都文京区、西田亮介社長)の創業メンバーで役員でもある立花京さんを紹介する。メカ設計が好きで、エンジニアとしてはエンドエフェクターの開発を担う。「シンプルな機構で高度な作業ができればそれに越したことはない。頭をひねる苦労はあるけれど『なせば成る』の精神で取り組んでいます」と立花さんは語る。

[気鋭のロボット研究者vol.24]既存技術や材料を組み合わせ実現【後編】/近畿大学 柴田瑞穂准教授

センサーや電気回路を真空パックすれば、水中ロボットが作れるのではないか――。例えばそんな思いつきも、近畿大学の柴田瑞穂准教授の手にかかれば本格的な研究となる。ロボットに関して「やればできそうだが、まだ誰も本格的に実験したことのない手法」を、まじめに評価、検討するのが、柴田准教授のスタンス。元は思いつきでも、検証してみれば期待以上の可能性を見いだすこともある。

受注高と売上高ともに過去最高を記録/ダイフク

ダイフクは5月13日、2022年3月期の通期決算説明会をオンラインで実施し、受注高と売上高ともに過去最高を記録したと発表した。受注高は前年同期比30.6%増の5890億円で、売上高は同8.1%増の5122億円を記録した。国内の一般製造業や流通業向けが業績をけん引した。業種別受注高では、半導体向け設備投資の需要が旺盛なエレクトロニクス分野が、受注額全体の39.6%を占める2334億円を記録した。

[SIerを訪ねてvol.23]機械の知見が強み/三宝精機工業

全国のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する本連載。今回取材した三宝精機工業(横浜市戸塚区、金子一彦社長)は、工作機械のオーバーホールやレトロフィットが本業だ。その技術をコアに、ロボットSIerとして工作物(ワーク)の搬送や組み付けなど、金属加工を中心に自動化を提案する。工作機械の知見を生かした従来からのSIer事業に加え、現在は協働ロボットの活用にも意欲的に取り組む。

直交ロボット総合メーカーへ! 新規分野の開拓に注力/スター精機 塩谷陽一社長

「直交ロボット総合メーカー」へ――。射出成形機用の取り出しロボットで知られるスター精機(愛知県大口町、塩谷陽一社長)はこのスローガンの下、直交ロボットの製品群のラインアップ拡充に取り組む。中期経営計画では従来の取り出しロボットだけではなく、物流業界や工作機械業界などの新規分野の開拓に注力する方針を掲げた。昨年12月に就任した塩谷社長は「新規分野の売上高を3年後には全体の1割まで引き上げ、6年後にはその比率を3割まで高めたい」と意気込む。

[ロボットが活躍する現場vol.19]自社で立ち上げた、樹脂部品に価値を付加するロボット/hakkai

hakkai(ハッカイ、新潟県南魚沼市、関聡彦社長)は、樹脂部品の一貫生産を得意にする中小企業だ。特に10mm以下の微細で精密な樹脂部品の量産加工に強みを持つ。樹脂成形の生産現場には古くから産業用ロボットを導入してきたが、今年1月には自社開発のロボットシステムを稼働させた。関社長は「自動化は樹脂部品にパーツを付加し、価値も付加する一手」と胸を張る。

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