FA展示会で新型ロボットを初公開/三菱電機
リーチ長はクラス最大級の1504mm
初日の午前から多くの来場者でにぎわった「FAプライベートフェア2023 in 関西」。
ロボット関連では、「MELFA(メルファ) CRシリーズ」に新たにラインアップされる可搬質量12kgのモデルを初公開した。参考展示で、価格や発売時期は未定。
クラス最大級となる1504mmのリーチ長が特徴で、広範囲での作業が可能。産業用ロボットでは内蔵バッテリーを電源として原点データなどを保存するのが一般的だが、モーターのエンコーダーにバックアップすることでバッテリーが不要になった。バッテリーの定期交換の費用や手間を省き、原点データの消失リスクを低減する。
フラッグシップの「FRシリーズ」に比べコストパフォーマンスに優れるのがCRシリーズだが、新製品だけあって既存のFRシリーズに搭載されていない新機能も盛り込まれる予定だ。