JR王子駅でそばロボットが稼働/コネクテッドロボティクス
調理ロボットベンチャー企業のコネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也最高経営責任者)は4月19日、都内のJR王子駅北口改札外に4月22日にオープンするそば屋「いろり庵きらくそば王子店」にそばロボットが導入されたと発表した。
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調理ロボットベンチャー企業のコネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也最高経営責任者)は4月19日、都内のJR王子駅北口改札外に4月22日にオープンするそば屋「いろり庵きらくそば王子店」にそばロボットが導入されたと発表した。
ロボットシステムなどの工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)機器・システムや電源設備などを販売する常盤電機(兵庫県姫路市、常盤充社長)は、昨年11月にデンマークの協働ロボット周辺機器メーカーTriple A Robotics(トリプル・エー・ロボティクス)と国内初の代理店契約を結び、同社の協働ロボット用ツールチェンジャー「WINGMAN(ウイングマン)」を販売開始した。自動と手動の両方でハンドを付け替えられることが大きな特徴だ。同社のFA事業のコンセプト「Simple Robotization(シンプル・ロボタイゼーション、以下SR)」の鍵となり、事業のポテンシャルを引き出す。
大博鋼業(大阪市西区、山口毅社長)は、自動車や建設機械の部品メーカーに向けて、切断加工した鋼材を販売する商社だ。鋼材を顧客が指定する長さにカットし、検査する工程に産業用ロボットを導入して出荷能力を向上させた。従来は検査の人手が足りず、切断機の稼働率が低いことが課題だった。自動化により人の目では判断できないさびや傷も判断できるようになった。
ノルウェーのロボット自動倉庫メーカー、オートストアの日本法人オートストアシステム(東京都中央区、鴨弘司社長)は4月15日、物流のデジタルトランスフォーメーション(DX=デジタル技術による業務変革)に関するセミナー「DX INITIATIVE 2022~物流DXが切り開く未来に向けた企業経営~」でゲスト講演した。同セミナーは、ITや金融などの情報サイトを運営する団体ビジネス&パブリックアフェアーズと産業界のDXを推進する関西情報センターが主催するもの。
スイスに本社を置くABBは4月12日、高速アライメントソフトウエアを開発したと発表した。ビジョンシステムと連動し、ワーク(作業対象物)の位置に合わせてロボットの動きを0.01~0.02mmの精度で調整する。これは高精度な電子部品の組み立てに対応できる精度で、6軸垂直多関節ロボットで精密な位置調整をしながら作業をする場合の作業速度を従来比70%向上できる。
愛知県は4月16日、「第1回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会(略称:高校生ロボットSIリーグ)」のキックオフ講習会を名古屋市中村区の「ダイドーロボット館」で開催した。今年12月に開かれる高校生ロボットSIリーグの成果披露イベントに向けた最初の活動で、参加チームの高校生はこれから約8カ月かけて競技課題に挑戦する。
ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。今回は、イマオコーポレーション(岐阜県関市、今尾任城社長)が取り扱う協働ロボット向けのツールチェンジャー「SMARTSHIFT ロボットシステム」を紹介する。協働ロボットの動きだけでエンドエフェクターを交換できるメカ式のロック機構を採用したのが特徴だ。エアや電気が不要なため、シンプルで導入しやすい。
ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のiCOM技研(兵庫県小野市、山口知彦社長)は4月13日、50kg可搬の協働ロボットパレタイザーの開発を開始したと発表した。
アマダプレスシステム(神奈川県伊勢原市、堀江喜美雄社長)は4月12日、多関節ロボットプレスラインシステム「ARPAS(アルパス)」を発売した。複数のプレス機と多関節ロボットで構成される生産ラインでは、従来はプレス機のスライドが上がりきった後にロボットで加工対象物(ワーク)を搬送していた。アルパスでは、プレス機とロボットを協調制御し、動作をオーバーラップさせながらワークを搬送することで、生産のタクトタイムを短縮した。
近畿大学の柴田瑞穂准教授は、ロボットに関して「やればできそうだが、まだ誰も本格的に実験したことのない手法」を、まじめに評価、検討する。ロボットの外装を樹脂に置き換えるとどうなるのか。センサーや電気回路を真空パックするとどうなるのか。「思いついたことをやってみるのは、研究のフィールドではとても重要」と話す。