数分で自動倉庫を設計、ウェブセミナーでデモ/オートストアシステム
ノルウェーのロボット自動倉庫メーカー、オートストアの日本法人のオートストアシステム(東京都中央区、鴨弘司社長)は8月25日、「ウェアハウスの未来を創造する ~あっと驚くロボットウェアハウスの短時間設計~」と題したウェブセミナーを開催した。物流企業などを中心に約160人が視聴した。
ウェブセミナーには、オートストアシステムの阪井克来ビジネスデベロップメントマネージャーと横山直史システムデザインアナリストの2人が登壇した。
阪井マネージャーがメーカーや物流会社の物流事業責任者の役を演じ、取り扱う商品の種類や出荷傾向、「ビン」と呼ばれる専用コンテナのサイズや数量、倉庫レイアウト、出荷ピッキング時間などの能力要件を提示。それを受け、横山システムデザインアナリストが専用のシステムを使い、ほんの数分で自動倉庫のレイアウトを設計するデモを実施した。
阪井マネージャーは「わが社の自動倉庫システム『オートストア』は柔軟性が高く、自動化の検討時間も大幅に短縮できる。だが、これらの特徴は導入のための手段で、本当の目的は顧客の職場や社員の持続的な成長にある」と強調した。