特集FOOMA JAPAN 2021 ~食品産業の自動化が加速する
vol.1 融合する食品機械とロボット
vol.2 2年分の進歩を披露、今こそ展示会を見てほしい/日本食品機械工業会 海内栄一 会長
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vol.1 融合する食品機械とロボット
vol.2 2年分の進歩を披露、今こそ展示会を見てほしい/日本食品機械工業会 海内栄一 会長
慶応義塾大学発のベンチャー企業モーションリブ(川崎市幸区、溝口貴弘最高経営責任者)は5月20日、同大学のハプティクス研究センター、東洋鋼鈑(東京都品川区、田辺敏幸社長)と共同で、薄鋼板の製造工程の一部の自動化に成功したと発表した。
碧海信用金庫(愛知県安城市、山内正幸理事長)は6月25日午後1時から、ウェブ会議システムを使った中堅企業、中小企業向けのセミナー「生産効率化や人手不足の解決を目指す産業用ロボット導入支援セミナー」を開催する。
アジア最大級の食品機械の展示会「FOOMA JAPAN(フーマジャパン、国際食品工業展)2021」が6月1日~4日に開かれる。同展では各種専用機のほか、産業用ロボットを組み込んだシステムの展示が近年急速に増える。人手不足や新型コロナウイルス禍により、食品産業でますます注目が高まるロボット・自動化機器。そのトレンドとは――。同展を主催する日本食品機械工業会(日食工、海内栄一会長)や出展社への事前取材、会期中の会場取材を通し、最新動向をお伝えする。
東京理科大学発のベンチャー企業、イノフィス(東京都新宿区、折原大吾社長)は5月17日、腕を支えるパワーアシスト装置「マッスルスーツGS-ARM(アーム)」を発売した。電源不要で使用でき、腕を上げた姿勢での作業の負担を軽減する。
ロボット・自動化業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。6回目は、村田機械(京都市伏見区、村田大介社長)で、自動倉庫システムなどの物流機器の機械設計を担当する山田文恵さんを紹介する。ダイナミックに動く物流機器に魅せられて同社に入社し、「物流機器の構造や形状を自分で一から考えて設計するのが面白い」と語る。開発から納入までにスピード感が求められる物流業界で、「設計した試作機のテストを着実に実施して、不安要素を確実になくすこと」を心掛ける。
ベアリングなどの機械部品を製造するNTNは5月13日、ロボットの手首関節モジュール 「i-WRIST(アイリスト)」の機能を拡張した新シリーズ「IWS シリーズ」を発売した。
市場調査リポートを販売するグローバルインフォメーション(川崎市麻生区、小野悟社長)は、「無人搬送車(AGV)業界の世界市場・中国市場:2020年~2026年」を5月11日に発表した。
大隅久教授は産業用ロボットの自由度を高める研究を数多く手掛ける。後編では、ワイヤで懸垂した物の揺れを抑える研究を紹介する。これは、ワイヤで懸垂した産業用ロボットの制御に必要な技術。長年苦労したが、打開策を昨年見つけた。
物流ロボットを月額レンタルするプラスオートメーション(東京都港区、飯間卓社長)は5月10日、倉庫業などを営む渋沢倉庫の松戸営業所(千葉県松戸市)へソーティングロボット「t-Sort(ソート)」を導入したと発表した。