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SIerってどんなもの? 中小企業向けにロボット研究会を開催/東京都中小企業振興公社

東京都中小企業振興公社は5月23日、都内会議室で「第1回ロボット合同研究会・システムインテグレータとの情報交換会」を開いた。システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の団体であるFA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)の会長会社・幹事会社の社長などが登壇し、SIerの役割などを紹介した。ロボット導入に関心がある中小企業約20社が参加し、ロボット導入を成功させるコツや各社の最新提案などに聞き入った。

6/26に「ロボット導入・活用セミナー」開催/東京都中小企業振興公社

東京都中小企業振興公社は6月26日の午後1時半から、東京都千代田区のエッサム神田ホール2号館で「第2回ロボット導入・活用セミナー」を開催する。産業用ロボットの導入に興味を持つ都内の中小企業が対象で、参加費は無料。定員は50人。東海大学の特任研究員でもあるTSF自動化研究所の村山省己代表が「『事例で学ぶ』ロボットによる自動化システム構築のポイント」をテーマに講演する。

使いやすくて軽いティーチングペンダントを発売/IDEC

 IDECは5月23日、ロボットに動作や姿勢を記憶させる際などに使うティーチングペンダントの新製品「HG1P形」を発売した。4.3インチの高解像度ディスプレーを搭載しており、図などをカラーで表示できる。タッチパネル操作にも対応し、習熟度が低い人でも操作がしやすい。
 重量は約500gと軽く、人間工学に基づいた設計により長時間作業しても疲れにくい。

2019年の受注額は前年比2.3%減の見通し/日本ロボット工業会

日本ロボット工業会(会長・橋本康彦川崎重工業取締役)は5月22日に都内で、「産業用ロボット産業需給動向調査」の概要を発表した。この調査は工業会の会員と非会員合わせて54社へのアンケートをまとめたもので、橋本会長(=写真)が産業用ロボットの2018年1月~12月累計の受注額、生産額、出荷額などを発表した。

[随想:ロボット現役40年、いまだ修行中vol.3]手探りの試作機開発から産ロボ事業参入へ【後編】/小平紀生

過去には日本ロボット学会の第16代会長(2013~14年)を務め、現在も日本ロボット工業会のシステムエンジニアリング部会長など、ロボット業界の要職を数多く務める三菱電機の小平紀生氏。黎明(れいめい)期から40年以上もロボット産業と共に歩んできた同氏に、自身の半生を振り返るとともに、ロボット産業について思うところをつづってもらった。毎月掲載、全12回の連載企画「随想:ロボット現役40年、いまだ修行中」の第3回。三菱電機の産業用ロボットのデビュー戦は1982年の展示会。「あれは現在でも通用するような展示だった」と小平さんは言う。

ブレグジット問題を抱える英国でロボット導入が停滞/国際ロボット連盟

国際ロボット連盟(IFR、会長・津田純嗣安川電機会長)は5月16日、世界の産業用ロボットの動向に関する報告書「ワールド・ロボティクス・レポート2019」の調査結果の一部を発表した。ブレグジット(欧州連合〈EU〉からの英国離脱)問題を抱える英国は、2018年の産業用ロボットの新規設置台数2036台で、前年比3%減となった。製造業の従業員1万人当たりが保有するロボットの数は世界平均と同水準の85台で世界22位にとどまった。

[随想:ロボット現役40年、いまだ修行中vol.3]手探りの試作機開発から産ロボ事業参入へ【前編】/小平紀生

過去には日本ロボット学会の第16代会長(2013~14年)を務め、現在も日本ロボット工業会のシステムエンジニアリング部会長など、ロボット業界の要職を数多く務める三菱電機の小平紀生氏。黎明(れいめい)期から40年以上もロボット産業と共に歩んできた同氏に、自身の半生を振り返るとともに、ロボット産業について思うところをつづってもらった。毎月掲載、全12回の連載企画「随想:ロボット現役40年、いまだ修行中」の第3回。三菱電機で初めての産業用ロボットの開発は手探りだったが、80年末に試作初号機が完成。1981年にはアーク溶接ロボット、82年には組み立てロボットを発売した。

人手不足に悩む北陸の企業にロボットを提案/MEX金沢2019

「第57回機械工業見本市金沢(MEX金沢2019)」が2019年5月16日~18日の3日間、金沢市の展示会場「石川県産業展示館」で開催された。216社が出展し、延べ5万8000人以上が来場した。石川県、富山県、福井県の北陸3県は人手不足が深刻な地域で、北陸の企業は自動化に高い関心を持つ。今回展では、北陸地域の自動化ニーズに応える、ロボットを使った自動化提案が目立った。

[気鋭のロボット研究者vol.7]「人間のコツ」で、ロボットをもっと器用に【前編】/筑波大学相山康道教授

「ロボットの不器用な動きを滑らかにしたい」。相山康道教授は、約30年前の学生時代に抱いた思いからロボットの動作研究を続ける。最近では積み上げたブロックを倒さずに引き抜くゲーム「ジェンガ」でブロックを引き抜く技術を開発した。しかし「まだまだ人間に及ばない」(相山教授)という。

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