[注目製品PickUp!vol.64]どんなものでも振るってピック!/アジリル「Asycube(アジキューブ)」
スイスを本拠地とする部品供給機(パーツフィーダー)メーカーのAsyril(アジリル)は2020年に日本法人、アジリル(横浜市緑区、波岡守社長)を設立するなど、着実に成長してきた。今回紹介するのは主力製品であるパーツフィーダーの「Asycube(アジキューブ)」。ボール型フィーダーが一般的な中、一線を画する汎用性を実現した。
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スイスを本拠地とする部品供給機(パーツフィーダー)メーカーのAsyril(アジリル)は2020年に日本法人、アジリル(横浜市緑区、波岡守社長)を設立するなど、着実に成長してきた。今回紹介するのは主力製品であるパーツフィーダーの「Asycube(アジキューブ)」。ボール型フィーダーが一般的な中、一線を画する汎用性を実現した。
ハーモニック・ドライブ・システムズは5月13日開催の取締役会で、専務執行役員の丸山顕代表取締役が代表取締役社長・社長執行役員に昇格することを決議した。6月21日開催の定時株主総会および取締役会・監査役会で正式に決定する。
ドイツに本部を置く国際ロボット連盟(IFR、マリーナ・ビル会長)は4月30日、アメリカの製造業が自動化に大規模な投資を行っているとの速報を発表した。
ブリヂストンの社内ベンチャーであるブリヂストンソフトロボティクスベンチャーズは、クリエイター集団Konel(コネル)と共同で無目的室「Morph inn(モーフ・イン)」を、東京の表参道で5月17日~25日までオープンしている。ブリヂストンが開発するゴム人工筋肉を用いた軟らかいロボット「Morph(モーフ)」を設置し、実際に体験できるイベントだ。
ロボット用ケーブルなどの電線を開発、製造するタツタ電線は5月14日、森元昌平(もりもと・しょうへい)取締役常務執行役員が新社長に就任すると発表した。就任予定日は6月21日。山田宏也社長は代表権のある会長に就任する。森元新社長は1988年金沢工業大学工学部電子工学科卒業、タツタ電線入社。
樹脂部品や射出成形用の金型を製造する国盛化学(愛知県小牧市、塩谷陽一社長)は、自社ブランド製品の開発にも力を入れる。その一つが、今回取り上げる多関節ロボット向けのケーブル保護装置「サイルベアフレックス」だ。ロボットの複雑な回転やねじれの動きに滑らかに追従し、動力ケーブルやエアホースを断線などのリスクから保護する。同社は昨年、直径(φ)25mmサイズを追加した。現状は一般的な多関節ロボット向けの販売がメインだが、今後は協働ロボット向けのブラケット(取り付け部材)なども開発してラインアップを拡充する。
溶接に関する展示会「2024国際ウエルディングショー」が4月22日~25日までの4日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で開かれた。新型コロナウイルス禍による開催中止を挟んだため、大阪会場での開催は8年ぶり。会期4日間で計10万307人が来場した。今回のテーマは「人・文化・技術をつなぐ溶接・接合,切断の新潮流」。前回展でもロボットを使った自動化の提案が目立ったが、今回展では協働ロボットを使った自動化システムや、簡易なティーチングシステムなど、自動化システムの導入障壁を低減する提案が数多く見られた。
ノルウェーに本社を置くオートストアの日本法人、オートストアシステム(東京都中央区、安高真之社長)は4月17日、ロボット自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」の導入事例見学会を開催した。
4月11日、スイスの大手ロボットメーカーABBの日本法人(東京都品川区)の社長にロイック・ペコンドン‐ラクロワ氏が就任した。
スイスの大手ロボットメーカーのABB(日本法人=東京都品川区、ロイック・ペコンドン‐ラクロワ社長)は4月15日、ドイツの大手粘着テープメーカーのtesa(テサ)との協業を発表した。ロボットを使い、自動車ボディーの穴を樹脂キャップではなく粘着シールでふさぐことを提案する。「今回の協業のために専用のユーザーインターフェースなども開発した。人手不足の改善やコスト低減に加え、軽量化や省スペース化などメリットは多い」とABBの浅利貴事業本部長は話す。