アイシンの工場にロボット2台とAGV31台を導入/Mujin
Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は11月29日、知能ロボット「コンテナデパレタイズロボット」2台と無人搬送車(AGV)31台をアイシンの工場に導入し、部品の供給や保管、空箱回収などの工程を自動化したと発表した。仕分け工程での通い箱のデパレタイズを2台のコンテナデパレタイズロボットが担う。通い箱とは工場間・工程間で製品や部品を搬送するのに使われる樹脂製のコンテナのこと。
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Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は11月29日、知能ロボット「コンテナデパレタイズロボット」2台と無人搬送車(AGV)31台をアイシンの工場に導入し、部品の供給や保管、空箱回収などの工程を自動化したと発表した。仕分け工程での通い箱のデパレタイズを2台のコンテナデパレタイズロボットが担う。通い箱とは工場間・工程間で製品や部品を搬送するのに使われる樹脂製のコンテナのこと。
エクサウィザーズ(東京都港区、石山洸社長)とカワダロボティクス(東京都台東区、川田忠裕社長)は11月21日、粉体秤量システム「exa Base(エクサベース)ロボティクス for NEXTAGE(フォー・ネクステージ)」を共同開発したと発表した。2本のアームで瓶のフタを開ける作業なども効率的にこなし、人と同等程度の作業速度を実現する。「さらさらの粉体から、きな粉のような固まりやすい物まで幅広く扱える」とエクサウィザーズRobot企画部の直野廉ビジネスディベロップメントリードは言う。
小型の自動旋盤メーカーのシチズンマシナリー(長野県御代田町、中島圭一社長)は2018年から、積極的な自動化投資を進めている。工作機械を使った金属加工の前後工程で被削物(ワーク)を搬送する用途では、1990年代から産業用ロボットやガントリーローダーなどを使ってきた。この4年は難易度の高い組み立て作業や検査工程の自動化にも挑む。中島圭一社長は「社内の自動化で得た自信を、顧客にも還元したい」と話す。
「第1回高校 生ロボットシステムインテグレーション競技会」が12月10日と11日の2日間、愛知県常滑市の展示会場「アイチ・スカイ・エキスポ(愛知県国際展示場)」で開催される。
ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、フランスに本社を置くEXOTEC(エグゾテック)の物流自動化ソリューション「Skypod(スカイポッド)システム」を取り上げる。日本支社「EXOTEC NIHON」の立脇竜社長は「ロボットという製品の販売ではなく、物流自動化ソリューション提案がビジネス」と言い切る。物流業界の現在のトレンド「Goods to Person(グッズ・トゥ・パーソン=G to P)」方式を体現し、物流ビジネスのフレキシブルで高度な自動化を実現する。
大手ロボットメーカーの川崎重工業は物流分野向けに、パレット(荷役台)からケースを荷下ろしする作業をロボットで自動化するデパレタイズソリューションの販売を開始した。
物流倉庫向けの自動化システムを手掛けるGROUND(グラウンド、東京都江東区、宮田啓友最高経営責任者)は、都内にあるダイアモンドヘッド(東京都港区、柴田幸一朗社長)の倉庫で物流ロボットシステムの内覧会を開催した。約900坪(約2975㎡)の倉庫内で18台の搬送ロボットが稼働する。各作業者が特定のエリアだけを担うゾーンピッキング方式により、作業者の密集も防ぐ。
台湾の協働ロボットメーカー、テックマンロボットの国内代理店を務めるSSI(浜松市、小笠原誠社長)は11月10日、東京都台東区に「テックマンロボット ショールーム&ラボ」と「テックマンロボット トレーニングセンター」を開設した。
レステックス(千葉県松戸市、斉藤圭司社長)は今年7月、協働ロボットメーカーの台湾テックマンロボットと代理店契約し、国内5社目の一次代理店として活動を開始した。本業はロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)である同社。後発の代理店としてどのように差別化を図るのか、斉藤社長に話を聞いた。
システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する本連載。今回取材した愛知産業(東京都品川区、井上博貴社長)は、海外製の先端製品を日本市場に持ち込む輸入商社でもあるSIerだ。近年高まる自動化ニーズに応え、SIer事業は急伸している。溶接装置やバイスなど輸入商社として扱う先進製品と、ロボットを組み合わせた自動化の提案が最大の強みだ。「他のSIerに対する技術提案としても魅力的なはず。広い意味での顧客に向けた提案に注力していく」と、井上社長は力を込める。