[特設ページ:会場速報]ロボットテクノロジージャパン2022
robot digest(ロボットダイジェスト)を運営するニュースダイジェスト社は6月30日(木)~7月2日(土)の3日間、愛知県のアイチ・スカイ・エキスポ(愛知県国際展示場)で、産業用ロボット・自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン)」を開催しています。
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robot digest(ロボットダイジェスト)を運営するニュースダイジェスト社は6月30日(木)~7月2日(土)の3日間、愛知県のアイチ・スカイ・エキスポ(愛知県国際展示場)で、産業用ロボット・自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン)」を開催しています。
RTJ2022では「NICE TO MEET FUTURE」をテーマに、出展各社が最新製品や技術を披露する。主催者の企画セミナーや展示での、産業用ロボットの活用術の提案や体験ゾーンも見逃せない。ここでは公式メディアや各種イベントの概要、会場マップを一挙に紹介する。
Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は6月22日、自動車や医療機器などの部品メーカー、豊国工業(愛知県豊橋市、山内有恒社長)に納入した3Dピッキングロボット「PickWorker(ピックワーカー)パッケージ」の活用事例を公開した。
ノルウェーのロボット自動倉庫メーカー、オートストアの日本法人オートストアシステム(東京都中央区、鴨弘司社長)が、第3回関西物流展に実機を使ったデモを出展した。同展は6月22日~24日に大阪市住之江区のインテックス大阪で開催された業界関係者向けの展示会。ブース内に自動倉庫「オートストア」の小型デモを設置し、稼働する様子を展示した。オートストアシステムの阪井克来マネジャーは「ロボットがコンテナをピッキングする様子を間近で見られるのは展示会ならでは」と強調する。
搬送ロボットメーカーのシンテックホズミ(愛知県みよし市、加藤久視社長)は6月21日~24日の4日間、本社ショールームでプライベートショー(PS)を開催した。自律走行型の搬送ロボットを駆使して工程間搬送を自動化した柔軟な生産ラインなどを披露し、来場者の関心を集めた。会期4日間で約700人が来場した。
RTJ2022には、ロボットをすでに導入したユーザーをはじめ、これからロボットを導入し、自動化を進める加工企業が足を運ぶ。特に愛知県で開催されるため、地元の中部地域から多くの来場が見込まれる。来場者はどんな目的を持って会場を訪れるのか――。どんな仕事をしていて、どんな工程のロボット導入や自動化を検討し、RTJ2022には何を見に行くのか。ここでは中部地域の加工企業の期待の声を紹介する。あくまで一部ではあるが、目立つのは、導入後も改善、変更できる運用しやすい自動化設備への期待だ。
RTJ2022ならではの特徴に、数多くの工作機械メーカーが出展することが挙げられる。産業用ロボットと工作機械が融合した自動化システムが、今回展の見どころの一つになるだろう。機械加工分野向けのロボットの出荷額は、工作機械の長納期化などを受けて足元では減少傾向にあるが、製造現場の自動化ニーズは依然として大きい。会場でも自動化を求める来場者と、自動化提案に注力する工作機械メーカーとの間で熱い商談が期待できそうだ。
6月17日、第4回「今すぐ使える!IoT・AI・ロボット展」が神戸市中央区の展示会場「神戸サンボーホール」で開催された。神戸市と新産業創造研究機構が主催し、2019年に初開催して以降毎年開催している。今回展は「今日から踏み出すDXの第一歩」をテーマに、44社・団体が出展した。地元である兵庫県の企業が多く出展した他、「神戸市・欧州パビリオン」でデンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボットなども出展した。
システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のスターテクノ(愛知県岩倉市、塩谷陽一社長、B-43)は、グループ企業や多様な分野の企業の技術を取り入れた製品をRTJ2022で展示する。瀬川裕史常務は「グループ企業の力を合わせた総力戦でPRする」と力を込める。産業の集積地である愛知の展示会にSIerが出展する意義として、「新規開拓とSIerという業種そのものの認知度の向上」を掲げる。中部地域SIer連携会の会長の立場から感じたSIerの課題も交えて話を聞いた。
ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」も43回目を迎えた。今回は、工作機械の周辺機器メーカーの松本機械工業(金沢市、松本要社長)が開発したパッケージシステム「Smart Terrace(スマートテラス)」を取り上げる。工作機械への加工対象物(ワーク)の供給やチャックの爪交換の作業を自動化でき、中小企業でも導入しやすいのが特徴だ。変種変量生産や多品種少量生産の自動化に力を発揮する。