生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

搬送ロボベンチャー、量産化に向け資金調達/LexxPluss

自律移動型搬送ロボット(AMR)を開発するベンチャー企業のLexxPluss(レックスプラス、川崎市幸区、阿蘓将也社長)は11月8日、投資ファンドやベンチャーキャピタルのLogistics Innovation Fund(ロジスティクス・イノベーション・ファンド)、インキュベイトファンド、SOSV、三井住友海上キャピタル、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルに第三者割当増資を実施し、資金調達したと発表した。

カナダのAMRメーカー、クリアパスロボティクスの代理店に/フジテックス

総合商社のフジテックス(東京都新宿区、一森雄介社長)は11月2日、カナダの自律移動型搬送ロボット(AMR)メーカー、クリアパスロボティクスと国内の販売代理店契約を締結したと発表した。クリアパスロボティクスのAMR「OTTO(オットー)シリーズ」は、磁気テープ式の無人搬送車(AGV)のような床面へのテープ貼付が必要ない。フロアのレイアウト変更や封鎖されている通路、各種設備をリアルタイムで認識し、最適なルートを自動で走行する。最大積載量150kgの「オットー100」と同1250kgの「オットー750」、同1900kgの「オットー1500」の3機種をラインアップ。オットー750と同1500は荷物を積んだ荷役台(パレット)やラックを搬送でき、荷物の受け渡しを可能にするコンベヤーアタッチメントもそろえる。

ベンチャーの最新搬送ロボに脚光/国際物流総合展

10月13日~15日の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイト青海展示棟で物流関連の専門展「国際物流総合展 第2回INNOVATION EXPO(イノベーションエキスポ)」が開かれた。会場内にはロボット・自動化関連の製品が多数展示され、特にベンチャー企業の無人搬送車(AGV)や自律移動型搬送ロボット(AMR)が大きな注目を集めた。

AGVへの非接触充電システム、伝送距離が最大40mmに/ビー・アンド・プラス

ビー・アンド・プラス(埼玉県小川町、亀田篤志社長)は9月19日、無人搬送車(AGV)や自律移動型搬送ロボット(AMR)などの充電に使用する1kWワイヤレス充電システムに「長距離給電タイプ」を追加したと発表した。これまでは非接触で給電できる距離が最大15mmだったが、長距離給電タイプでは約2.6倍の最大40mmまで給電できる。

[特別企画 新ロボット展 in 愛知 vol.1]ROBOT TECHNOLOGY JAPAN、リベンジへ/RTJ事務局長インタビュー

2022年6月、愛知で新たなロボット展示会が産声を上げる――。産業用ロボットと自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)2022」を、ニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、樋口八郎社長)が開催する。今年9月から出展者の募集を開始した。実は2度目の「初開催」。2020年展は182社・団体、888小間の規模で実施する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中止した。平野清嗣事務局長は、新型コロナへ万全の対策を取った上で「安心、安全に開催したい」と意気込む。

愛知で2022年開催予定のロボット専門展、出展募集を開始!/ニュースダイジェスト社、愛知県機械工具商業協同組合

ニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、樋口八郎社長)は9月1日、産業用ロボットと自動化システムの専門展示会「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボット・テクノロジー・ジャパン)2022」の出展募集を開始した。同展は愛知県機械工具商業協同組合(愛機工、理事長・水谷隆彦ミズタニ機販社長)と共催するもので、2022年6月30日~7月2日の3日間、愛知県常滑市のアイチ・スカイ・エキスポ(愛知県国際展示場)で開催する。

鈴与の物流センターへのAMRの導入で協業/Musashi AI

武蔵精密工業のグループ会社である Musashi AI (ムサシエーアイ、愛知県豊橋市、村田宗太最高経営責任者)は8月18日、同グループ会社で産業オートメーション管理ソフトウエア「MAESTRO(マエストロ)」を開発するイスラエル企業の634 AIと提携し、物流大手の鈴与(静岡市清水区、鈴木健一郎社長)の新静岡物流センターにおいて、自律型移動ロボット(AMR)のシステム導入に向けた実証実験(PoC)に成功したと発表した。

TOP