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2020.10.13

メモリトレース機能搭載のAGVを発売/Doog

 移動ロボットメーカーのDoog(ドーグ、茨城県つくば市、大島章社長)は10月6日、無人搬送車(AGV)「サウザー」シリーズの新製品、「サウザーベーシック」を26日に発売すると発表した。

 コンセプトは「簡単導入」「自由自在」「多様環境対応」。本体のジョイスティックを使用する手動操作機能や、正面にいる人や物に追従する自動追従機能に加え、記憶させた経路を自動走行する「メモリトレース」機能を新たに搭載した。
 メモリトレースはドーグ独自の機能だ。自動走行させたいルートを手動操作で通ることで周囲の風景などを記憶し、自動走行のためのデータを生成する。設定が容易で、現場の作業者がルート変更に対応できる。
 価格は198万円(税抜き)から。運用面や予算の制約からAGVの導入を断念してきた顧客のニーズに応える狙いがある。

 同社は10月21日~23日に名古屋市港区の愛知国際展示場(ポートメッセなごや)で開催される「第3回名古屋ロボデックス ロボット開発・活用展」で同製品を展示する。

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