さらにその先には、アシスト部位やアシスト方式が異なる装置にまでラインアップを拡充する構想もある。
山田CTOは「パワーアシスト装置は、アクチュエーター搭載の有無で2パターンに分かれ、さらに腕向けの上半身用か、腰や足向けの下半身用で分かれ、4種類に分類できる。今回は『アクチュエーターなしの上半身用』。ここで培った知見を、アクチュエーター付きや足腰用の装置にも応用できれば」と、将来を見据える。
またソラリスは、今回発売したパワーアシスト装置とは別に、独自開発の空気圧で駆動する人工筋肉型アクチュエーターを事業の柱に据える。アシスト装置にもそのアクチュエーターを応用できれば、相乗効果が見込める。