量販店向け倉庫で搬送ロボ稼働/Rapyuta Robotics
自律走行型搬送ロボットを開発するRapyuta Robotics(ラピュタロボティクス、東京都中央区、ガジャン・モーハナラージャ最高経営責任者)は、ロボットシステムのサブスクリプション(定額利用)サービスを展開するプラスオートメーション(東京都港区、飯間卓社長)と共同で、京葉流通倉庫(埼玉県戸田市、箱守和之社長)が運営するさいたま市岩槻区の倉庫に搬送ロボットを納入し、11月から稼働を開始した。
ラピュタロボティクスが開発した搬送ロボットは、プラスオートメーションのサービスとして今年7月から提供を開始。すでに複数の物流事業者に納入しているが、スーパーマーケットやホームセンターなどの量販店向け倉庫では今回が初の導入事例となる。
今回の事例では、荷物のサイズや重さに合わせて搬送ロボットを割り当てる仕組みを導入。より大きな荷物にも対応できるように搬送ロボットのラインアップも拡充した。また顧客に合わせたラベル印刷にも対応し、商品のピックアップをより効率的にできるようにした。