グッドデザイン賞、AMRや協働ロボなどが受賞/オムロン、ブリヂストン、ラピュタロボティクスなど
オムロンやラピュタのAMRが受賞
ソフトハンドや協働ロボットも
ブリヂストンはソフトロボットハンドで同賞を受賞。タイヤやホースなどのゴム製品で培ったノウハウを生かして開発したゴム人工筋肉を、ロボットハンドの指に使用した。柔軟性や耐衝撃性に加えて、軽量・高出力も実現する。
協働ロボットでも複数の受賞があり、中国のJAKA(ジャカ)ロボティクスは6軸協働ロボット「ジャカ ミニコボ」で受賞。軽量、コンパクト、低騒音、簡単設置などが特徴の製品で、±0.1 mmの精度と複数の安全保護機構を備える。
同じく中国のAUBOロボティクステクノロジーは、協働ロボット「Sシリーズ」で受賞した。こちらはサービス業向けに設計された珍しい協働ロボットで、非常に軽量なのが特徴だ。現代的なデザインや配色を採用している。
その他、山洋電気のACサーボシステム「SANMOTION(サンモーション)G」や、三木プーリ(神奈川県座間市、三木康治社長)の軸継手「サーボフレックスラバー」など、ロボットシステムにも使用できる機械要素部品もグッドデザイン賞を受賞した。