四半期の生産額が過去最高を更新/日本ロボット工業会
日本ロボット工業会(JARA、会長・山口賢治ファナック社長兼最高経営責任者)は7月28日、2022年4-6月期の会員企業による産業用ロボットの受注額や生産額を発表した。
受注額は前年同期比3.3%減の2420億円と、8四半期ぶりに前年同期比で減少に転じた。
生産額は同5.7%増の2217億円と7四半期連続で前年同期比増となり、四半期では過去最高を記録した。
出荷額は同5.2%増の2198億円で、国内向けは自動車製造業を中心に勢いに欠けるが、半導体向けや実装向けの好調さは継続した。
輸出は金額が同5.8%増の1798億円、台数が同7%増の5万4197台と、金額と台数ともに四半期では過去最高を更新した。中国単体では減少したが、アジア全体では同0.5%増の1178億円と微増し、欧州向けも引き続き好調だった。