生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

2022.09.15

市販のディッシャーでポテトサラダなどを盛り付け/チトセロボティクス

 チトセロボティクス(東京都文京区、西田亮介社長)は9月8日、ポテトサラダなどを自動で盛り付けるロボットシステムを開発したと発表した。人間と同等以上の毎分12~20ショットを盛り付けできる。
 市販のディッシャー(盛り付け器具)を使用しており、ディッシャーの交換や洗浄がしやすく衛生的。ポテトサラダなどをディッシャーですくうと、すくった箇所だけ溝になり、定量をうまくすくうのが難しくなる。そこで同システムでは、容器の上部に安価なUSBカメラを設置。容器内の状態をカメラで認識し、どこをどのようにすくえばよいかをロボットが自律的に判断することで、安定した作業を実現する。

TOP