設立総会を開催、SI検定の海外輸出を開始/日本ロボットシステムインテグレータ協会
会員数は5年で2倍以上に
日本ロボットシステムインテグレータ協会は、日本ロボット工業会の内部組織として2018年から活動してきたFA・ロボットシステムインテグレータ協会が一般社団法人として独立したもの。6月に独立組織として発足し、7月13日の臨時総会で改めて役員の選出などを行った。会長や副会長などの役付き役員に大きな変更はなく、会長には久保田和雄三明機工社長、副会長には渡辺亙バイナス社長と奥山浩司HCI社長がそれぞれ就任した。
久保田会長は「ちょうど5年前の今日(7月13日)に前身であるFA・ロボットシステムインテグレータ協会を設立した。発足時は正会員123社、協力会員21社の計144社だったが、それがいまや2倍以上の306社となり、一つの業界としての形を作り上げることができた」と感慨を語った。
同協会は従来取り組んできた「SIerを中心としたFA・ロボット業界ネットワークの構築」「SIerの事業基盤強化」「SIに対する専門性の高度化」に加え、新たに「ロボットSIerを若者が憧れる職業へ」「SI業界の発展のみならず、自動化業界(ロボット業界)全体の発展のけん引者へ」「サイバーフィジカルシステムで、日本を世界一の自動化大国へ」の3つを新たな目標をして掲げた。