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2023.11.27

「まるで執事!?」協働ロボットがアシストする3D付加製造機/ExtraBold

 ExtraBold(エクストラボールド、東京都豊島区、原雄司社長)は11月22日、大型3D付加製造機(3Dプリンター)「REX-Series(レックスシリーズ)」の「REX-Series BUTLER fabrication(レックスシリーズ・バトラー・ファブリケーション、略称=レックスバトラー)」を開発したと発表した。同社は11月22日から25日までタイのバンコクで開催される工作機械と金属加工技術関連の展示会「METALEX2023」に出展し、同製品を初披露する。

バトラー(執事)がトレーを持つように、協働ロボットが造型テーブルを持って動かす

 レックスバトラーの造形サイズは50cmから1m。協働ロボットが造形テーブルを動かし、造成作業を行う独自の「バトラー方式」を採用した。名称の由来は、ロボットが造型テーブルを持つ様子が、バトラー(執事)がトレーを持つ姿に似ているため。
 この方式により、リサイクル樹脂やバイオプラスチックを含む幅広い樹脂材料の使用が可能になった。
 現在の対応ロボットはユニバーサルロボットの「UR16e」のみだが、今後はファナックの「CRXシリーズ」などさまざまなロボットメーカーの機種にも順次対応する予定だ。

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