韓国のロボット密度、世界1位に/国際ロボット連盟
ドイツに本部を置く国際ロボット連盟(IFR、マリーナ・ビル会長)は1月10日、製造業関連の従業員1万人当たりの産業用ロボットの稼働台数を表す指標「ロボット密度」の2022年の世界ランキングを発表した。
国別に見ると、韓国が従業員1万人当たり1012台で首位に立った。韓国では17年以降、ロボット密度が年平均6%のペースで上昇している。2位はシンガポールで同730台だった。また、ロボット密度が17年から年平均5%ペースで増加するドイツが同415台で3位についた。4位には同397台で日本、5位には同392台で中国がそれぞれランクインした。
ビル会長は「ロボット密度を地域別や国別で比較することで、世界の製造業の自動化の進み具合を明らかにできる。22年のロボット密度の世界平均は151台と過去最高に達し、6年前の統計から2倍以上伸びた」と述べる。