ダイヘンは5月1日、協働ロボットの新製品「FD-VC8」を発売する。2023年に発売した「FD-VC4」と比べて2倍の8kg可搬のロボットで、従来よりも重い対象物を扱える他、重量のあるエンドエフェクターも使用しやすくなった。
アーム長は同可搬帯で最長クラスの1550mmで動作範囲が広く、高い軌跡精度が求められる精密作業にも対応する。設置面のフットプリントは190mm×246mmで狭い場所にも据え付けやすい。その他、ダイレクトティーチングをよりしやすくする機能や、周囲に人がいない場合は高速モードで動く機能なども搭載した。
メーカー希望価格は税別780万円で、年間600台の販売を予定する。