食品向けロボットが注目集める!【その4】/FOOMA JAPAN2023
日本食品機械工業会は6月6日~9日の4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN(フーマジャパン)2023」を開催した。出展社数は969社と過去最大規模での開催となった。同展では通常のブースのほか、次世代の食品ビジネスの創出を促進するため「スタートアップゾーン」も設置され、29社が出展した。
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日本食品機械工業会は6月6日~9日の4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN(フーマジャパン)2023」を開催した。出展社数は969社と過去最大規模での開催となった。同展では通常のブースのほか、次世代の食品ビジネスの創出を促進するため「スタートアップゾーン」も設置され、29社が出展した。
川崎重工業は6月7~9日の3日間、神戸市西区にある西神戸工場のロボット第1工場で物流ロボット内覧会を開催した。ロボット第1工場内のショールームで、デバンニングロボット「Vambo(バンボ)」をはじめとしたさまざまなロボットを紹介した。内覧会の前に、会社概要やロボット事業の説明、物流業界向けの自動化ソリューションのプレゼンテーションを実施した。「ロボットでの自動化が困難な分野がいまだに多く、90%以上の領域でロボットによる自動化がされていない。その領域で自動化を進められるよう、新たなソリューションを提案したい」とロボットディビジョン産機ロボット総括部の吉桑栄二総括部長は語る。
ダイヘンと輸入商社の愛知産業(東京都品川区、井上博貴社長)、米国3M(スリーエム)の日本法人スリーエムジャパン(東京都品川区、宮崎裕子社長)の3社は6月22日と23日の2日間、研磨作業の自動化をテーマとした展示会を愛知県長久手市のダイヘン中部テクニカルセンターで開催した。
「第12回地域産業支援プログラム表彰事業(イノベーションネットアワード2023)」の表彰式が6月15日に都内で開かれ、さがみはら産業創造センター(SIC、相模原市緑区、橋元雅敏社長)が日本立地センター理事長賞を受賞した。
5月25日~26日の2日間、都内の東京流通センター第二展示場で「アジア・シームレス物流フォーラム」が開かれた。同イベントは日本マテリアルフロー研究センター(JMFI)が主催するもので、各種セミナーと展示会で構成され、リアルでは4年ぶりの開催となった。
名古屋市は名古屋工業大学と連携し、デジタル技術やロボット技術、サイバーセキュリティー対策に長けた人材を育成する「専門人材育成講座」を2023年7月13日から同大学で開講する。
日本物流システム機器協会(JIMH)は5月24日、「第15回定時総会」と「第63回理事会」を開催した。今年は役員の改選期に当たり、下代博会長(ダイフク社長)や大庫良一副会長(オークラ輸送機社長)、村田大介副会長(村田機械社長)が再任された。また新任では川田基浩副会長(IHI物流産業システム社長)と横田修治専務理事(JIMH事務局長)が新たに役付理事に就任した。
日本ロボット工業会は5月31日、都内ホテルで通常総会を開催した。総会後には懇親パーティーを開き、山口賢治会長(ファナック社長兼最高経営責任者<CEO>)が2023年の見通しなどを発表した。懇親パーティーの後半には西村康稔経済産業大臣が駆け付け、ロボット産業にエールを送ると会場内からは大きな拍手が沸き上がった。
「MEX金沢2023(第59回機械工業見本市金沢)」が5月18日~20日の3日間、金沢市で開催された。会期3日間で延べ3万5000人以上が来場した。会場では、北陸地域の企業の自動化ニーズに応えるソリューションが数多く展示された。人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)、ロボットシステム関連のイベントも併催され、北陸地域や中部地域のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)も多数出展した。
未来モノづくり国際EXPO実行委員会は5月10日~12日の3日間、「未来モノづくり国際EXPO2023」を大阪市住之江区のインテックス大阪で開催した。3日間で1万3210人が来場した。同展示会は2025年日本国際博覧会協会などの協力のもと、大阪で開催される2025年日本国際博覧会と連携した国際見本市。出展企業は産業用ロボットをはじめとした製品や技術を展示し、未来の製造業のあり方を提案した。また、オンライン展示も4月26日から5月19日まで開催する。