サーボモーター駆動の機内搬送装置を発売/中村留精密工業
工作機械メーカーの中村留精密工業(石川県白山市、中村匠吾社長)は9月14日、複合加工機の機内で加工品の供給や取り出しを自動化する「コンパクトローダーservo(サーボ)」を発売した。同社の複合加工機「MX-100」に搭載できる。高さがMX-100の標準機と変わらないため、天井の高さに制限のある現場でも導入しやすい。
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工作機械メーカーの中村留精密工業(石川県白山市、中村匠吾社長)は9月14日、複合加工機の機内で加工品の供給や取り出しを自動化する「コンパクトローダーservo(サーボ)」を発売した。同社の複合加工機「MX-100」に搭載できる。高さがMX-100の標準機と変わらないため、天井の高さに制限のある現場でも導入しやすい。
9月13日~15日、東京都江東区の東京ビッグサイトで物流関連の専門展「国際物流総合展2023(第3回INNOVATION EXPO〈イノベーションエキスポ〉)」が開催された。401社が出展し、3日間で合計4万4640人が来場した。
パナソニックホールディングスは9月13日・14日の2日間、大阪府門真市の拠点「パナソニック・クロスシー・カドマ」で、技術展示会「Panasonic Corporate R&D Technology Forum 2023(パナソニック・コーポレート・R&D・テクノロジー・フォーラム2023)」を開催した。同社が社外向けに技術展示会を開催するのは初の試み。自律走行型搬送ロボット(AMR)や搬送ロボット向けのソフトウエアの技術提案も見られた。
ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は9月7日、パレタイズ・デパレタイズ向けの新型真空グリッパー「ZLW」を発表した。
ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、ドイツに本社を置くフエストの空気圧式協働ロボット「Festo Cobot(フエストコボット)」を取り上げる。空気圧式の協働ロボットは世界初という。日本法人(横浜市都筑区)のグレゴリシュ・ボクダノヴィッツ社長は「安全で安価、軽くて使いやすい」とフエストコボットの利点を話す。
三菱電機は8月30日と31日、兵庫県尼崎市の西日本メカトロソリューションセンターで「FAプライベートフェア2023 in 関西」を開催。2日間で約560人が来場した。3Dシミュレーターや人工知能などを活用して生産性向上を図るFA向けの各種ソフトウエアの他、自動化や省人化に貢献する産業用ロボットも展示した。
THKとSMC、ハーモニック・ドライブ・システムズの要素機器メーカー3社が8月31日と9月1日、東京都内で「3社合同メカトロニクスショー」を開催した。産業機械メーカーの開発部門や大手メーカーの生産技術部門など1000人超が来場した。3社の製品や技術を生かした搬送ロボットのデモ機などが来場者の目を引いた。
三井化学は9月5日、ラピュタロボティクス(東京都江東区、モーハナラージャ・ガジャン最高経営責任者)が新たに発売する自動倉庫「ラピュタASRS」の樹脂製の構造部材の製造を担当すると発表した。
人工知能(AI) を使った外観検査の自動化に取り組むベンチャー企業のHACARUS(ハカルス、京都市中京区、藤原健真社長)は8月21日、AI外観検査のデモを体験できる施設「ショールーム はかる」を本社オフィス内に開設した。
セレンディップ・ホールディングスが台湾のテックマンロボットの国内代理店を務めるプレミアエンジニアリング(千葉県船橋市、松本大亮社長)と協業し、中堅・中小製造業向けの自動化ソリューション提案を強化している。製造現場を熟知したセレンディップ・ホールディングスのコンサルタントが顧客の製造現場全体の課題を分析した上で、最適な工程や作業への協働ロボット導入を支援する。単一の工程だけにとどまらず製造現場全体まで視野を広げ、全体最適の視点で省人化や自動化を提案するのが大きな強みだ。