
特集FOOMA JAPAN 2021 ~食品産業の自動化が加速する
vol.1 融合する食品機械とロボット
vol.2 2年分の進歩を披露、今こそ展示会を見てほしい/日本食品機械工業会 海内栄一 会長
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vol.1 融合する食品機械とロボット
vol.2 2年分の進歩を披露、今こそ展示会を見てほしい/日本食品機械工業会 海内栄一 会長
アジア最大級の食品機械の展示会「FOOMA JAPAN(フーマジャパン、国際食品工業展)2021」が6月1日~4日に開かれる。同展では各種専用機のほか、産業用ロボットを組み込んだシステムの展示が近年急速に増える。人手不足や新型コロナウイルス禍により、食品産業でますます注目が高まるロボット・自動化機器。そのトレンドとは――。同展を主催する日本食品機械工業会(日食工、海内栄一会長)や出展社への事前取材、会期中の会場取材を通し、最新動向をお伝えする。
FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は、「新入社員向け基礎講座」と「ロボットSI基礎講座」をウェブ上で開催する。
日本ロボット工業会(JARA、会長・小笠原浩安川電機社長)は4月22日、2021年1-3月期の会員企業による産業用ロボットの受注額や出荷額を発表した。受注額は前年同期比43.2%増の2460億円を記録した。3四半期連続の増加。四半期としては20年10-12月期に記録したばかりの過去最高額を再び更新した。国内需要の勢いがない一方、中国を中心にしたアジアは全般的に好調だった。また、生産額は同22.1%増の2074億円、出荷額は同24.7%増の2144億円と、それぞれ2四半期連続で増加した。特に中国向けの輸出金額は次世代通信規格(5G)関連や溶接向けを中心に840億円となり、全輸出額の51%を占めた。JARAは「新型コロナウイルスの感染症の影響や地政学的リスクなど、先行きは不透明だが、需要を強くけん引する」と中国を評価する。
パナソニックは3月30日、技術研究組合産業用ロボット次世代基礎技術研究機構(ROBOCIP=ロボシップ)に3月19日付で加入したと発表した。
FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は3月19日、動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」内の「ロボットSIerチャンネル」に、1話完結型のミニドラマ「未来に架ける橋」のエピソード4~6の3本の動画を公開した。
日本ロボット学会(会長・浅田稔大阪大学特任教授)は3月23日、同学会の論文のカテゴリーとして「人文社会」分野を新設した。ロボットに関する哲学や心理学、倫理学、経済学、法学などの論文が、同学会誌の査読や掲載の対象に加わる。
日本ロボット学会(会長・浅田稔大阪大学特任教授)は4月27日午前10時半~午後5時、ウェブセミナー「『こんなときこそ、ロボット』―ポスト・コロナ社会で活躍するロボットと人とのリレーションシップ」を開催する。
「国際物流総合展2021」が3月9日~12日にかけ、愛知県常滑市の展示会場で開催される。今回は対面型の展示会に加え、ウェブ上での「バーチャル物流展」も併催する。開幕に先立ち、事務局長を務める日本ロジスティクスシステム協会(JILS、会長・遠藤信博NEC会長)の寺田大泉常務理事に今回展の概要や見どころ、物流業界の現状や課題などをウェブインタビューした。「最先端のデジタル技術やロボティクス技術を生かした具体的なソリューションが数多く展示される」と話す。
日本物流システム機器協会(JIMH)は、主に物流現場の自動化に貢献するマテリアルハンドリング(マテハン)機器の業界団体だ。物流業界といえば、新型コロナウイルス禍で電子商取引(EC)を中心に荷送り需要が増加するなど、相対的に景気後退の影響は小さいと言われる。しかしJIMHの土田剛会長は、「物流業界の地殻変動が起こりつつある」と危機感を隠さない。同時に、マテハン業界がかつてない注目を集めているとも指摘する。土田会長に現状や技術トレンド、課題、展望などさまざまに話を聞いた。