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[SIerを訪ねてvol.8]ウォータージェットで事業拡大!今後は脱ファブレスへ【後編】/ROSECC

ロボットシステムの設計や製作を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。8回目の今回は、名古屋市名東区に本社を構えるROSECC(ロセック、矢本洋一社長)を取材した。ロセックはこれまで、ロボットの先端に搭載したノズルから高圧水を勢いよく噴射し、ウレタンなどの柔らかい材料を切断するウォータージェット(WJ)システムを中心に事業基盤を拡大してきた。今後はどのような成長を目指すのか。後編では今後の展望やそれに対する具体的な取り組みを紹介する。

[SIerを訪ねてvol.8]ウォータージェットで事業拡大!今後は脱ファブレスへ【前編】/ROSECC

ロボットシステムの設計や製作を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。8回目の今回は、名古屋市名東区に本社を構えるROSECC(ロセック、矢本洋一社長)を取材した。ロセックはロボットシステムの中でも、ロボットの先端に搭載したノズルから高圧水を勢いよく噴射し、ウレタンなどの柔らかい材料を切断するウォータージェット(WJ)システムを得意とする。SIerとしての特徴は自社に工場を持たないファブレスであることだが、将来は脱ファブレスを目指すという。前編は得意分野のWJシステムを中心に、ロセックが手掛けるロボットシステムの概要などを紹介する。

物流ロボが半年無料に!オリックスの新物流拠点がオープン/オリックス

オリックスは今年4月、埼玉県松伏町に物流施設「松伏ロジスティクスセンター」を開設した。テナントが最大で8社入居できる大規模な物流倉庫だ。特徴の一つが、大型の無人搬送車(AGV)など物流ロボットのフリーレント(無償貸し出し)を6カ月間利用できること。「人手不足からAGVなど物流用ロボットへの注目が高まっているが、業界内でも実績がまだまだ少ないため、投資に踏み切りにくい。まずフリーレントで利用してメリットを感じてもらえれば」と清田衛物流事業部長は語る。

製造業の専門展で見たロボット提案の今/名古屋ものづくりワールド2019

製造業の専門見本市「名古屋ものづくりワールド2019」が2019年4月17日~19日の3日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで開催された。「第4回名古屋機械要素技術展(M-テック名古屋)」など5つの専門展で構成され、会期中延べ3万6000人が来場した。M-テック名古屋ではロボットを活用した自動化関連の技術提案が特に目立った。

[ロボットが活躍する現場vol.3]ロボットを生かすには「標準化」が鍵【後編】/山田製作所

産業用ロボットを導入した現場をリポートする連載「ロボットが活躍する現場」。今回は愛知県あま市に本社を置き、円筒形状のワーク(被加工物を意味するワークピースの略)などの研削加工(回転砥石<といし>でワークの表面を仕上げる加工法)を得意とする山田製作所を訪ねた。山田英登社長は「誰でも高精度な加工ができること」を戦略に掲げ、作業の標準化に10年以上前から取り組む。加工条件のデータベース化などを通じ、ボタンを押すだけで誰もが高精度で加工できるような体制を整えた。2台のロボットシステムを導入したのも、標準化の取り組みの一環だ。

[ロボットが活躍する現場vol.3]ロボットを生かすには「標準化」が鍵【前編】/山田製作所

産業用ロボットを実際に導入した現場をリポートする連載「ロボットが活躍する現場」。今回は愛知県あま市に本社を置き、円筒形状のワーク(被加工物を意味するワークピースの略)などの研削加工(回転砥石<といし>でワークの表面を仕上げる加工法)を得意とする山田製作所を訪ねた。同社は2台のロボットシステムを保有する。一部のワークの研削加工を自動化し、1日当たりの生産量を大幅に高めた。前編では、同社が導入したロボットシステムを紹介する。いくら投資したのか、そしてどれだけの成果を上げたかをひも解く。

[気鋭のロボット研究者vol.5]3Dプリンターを使って開発加速【後編】/立命館大学平井慎一教授

金属製のロボットハンドが多い中、平井慎一教授は樹脂やシリコン製のソフトハンドを研究、開発する。2017年度に研究室に3Dプリンターを導入したことでトライ・アンド・エラーのサイクルが速くなり、開発が進んだ。試行錯誤を経て開発したソフトハンドは実用化も近い。食品分野で広くロボットに適用できれば、需要の安定した市場に進出できる。

ロボットやAGV で自動化をもっと”フレキシブル”に

可搬質量が数百キロもある無人搬送車(AGV)が国内で増えている。また、ロボットや周辺機器の新製品も次々に開発されている。各社の提案に共通するキーワードの一つは「もっとフレキシブル(柔軟)に」だ。東京都江東区の東京ビッグサイトで、今年1月には「第3回ロボデックス(ロボット開発・活用展」、2月には「第23回機械要素技術展」が開かれた。両展から、柔軟な運用を実現する提案をピックアップして紹介する。

[特集SIerになろうvol.12]SIerの負担を減らす製品が続々登場!

ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)が足りない――。それならば、SIerの手間が最小限で済むような製品の開発も重要だ。ロボットと周辺機器がある程度までパッケージ化してあれば、1から始めるよりもはるかに短い時間でロボットシステムを立ち上げられ、SIerはより多くの案件をこなせるようになる。それでもSIerの手が回らない場合は、導入する企業自身がシステム構築することもできる。人工知能(AI)技術や独自のプログラミング方法により動作プログラムの作成も簡単だ。[特集SIerになろうvol.12]では、SIerの負荷を軽減するパッケージ製品の中から、工作機械メーカーのオークマとFUJIによる2製品を取り上げ、その特徴や使い方を紹介する。

世界の猛者。ABBが食品分野に注力するワケ【その3】/ABB中島秀一郎ロボティクス事業部長

一般に「食品業界はロボット導入が遅れている」と言われる。その要因についてスイスABBの日本法人の中島秀一郎ロボティクス事業部長は「食品分野には、特有の難しさがある」と話す。それでもABBが食品業界に挑む理由とは?!【その3】では食品業界での課題や、今後のロボット普及への展望を伺った。

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