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物流

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シリーズ最大! 1.5t可搬のAGVを世界一斉発売/オムロン

オムロンは7月22日、シリーズ最大の可搬質量1.5tを誇る無人搬送車(AGV)「モバイルロボットHD-1500」を、世界中の市場に向けて一斉に発売した。同社は可搬質量60、90、250kgのAGV「モバイルロボットLDシリーズ」を販売するが、需要の高い重量物搬送の市場を狙って新製品の開発に至った。これまでフォークリフトを使用していた工程をAGVによる自動搬送に切り替えることで、人の密集などを防止でき、さらに人手不足の解消にも貢献する。

アスクルに搬送ロボットを111台導入/ギークプラス

中国に本社を置く物流用の搬送ロボットメーカー、ギークプラス(日本法人=東京都港区、佐藤智裕社長)は7月20日、物流コンサルティング事業などを手掛けるSBロジスティクス(東京都港区、冨澤文秀社長)とともに、大阪府吹田市にあるアスクルの物流センターに搬送ロボット「P500R」を111台導入したと発表した。

自律搬送ロボを発売、駅での実証実験を開始/THK

THKは7月7日、自律搬送ロボット「Lifter (リフター)付き SEED-Mover(シード・ムーバー)」を発売した。自律移動型の走行台車と昇降するリフターを組み合わせた。走行台車は狭い場所でも全方向への移動や、360度の旋回が可能だ。リフターは昇降に加え、前後の引き出し動作ができる。用途に合わせてカスタマイズができる。

【特集】[集結! 自動化の最新提案vol.4]自粛明けにロボットメーカーが独自アピール

多くのロボットメーカーや商社が、展示会などに向けて新提案を用意する。しかし、新型コロナウイルスの影響で、さまざまな展示会は中止され、発表の場を失った。そこで各社は、ウェブを使った情報発信やオンライン展示会、時期を見計らってのプライベートショー(PS)でのアピールを考える。ロボットを使った自動化、省力化は、新型コロナウイルス禍を機に加速すると予想される。そうしたニーズに応える製品の一部を紹介する。

【特集】[集結! 自動化の最新提案vol.3]BCPが新たな価値に/MUJIN 滝野一征CEO

独自の人工知能(AI)技術を駆使した自動化システムを提供するMUJIN(東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)。「今回の新型コロナウイルス禍をきっかけに、自動化に新たな価値が加わった」と滝野CEOは話す。人海戦術に頼ることが難しい中で、事業をいかに継続、拡大するか。ロボットを使った自動化システムを導入していたか否かで明暗が分かれた。今後、自動化市場はどうなるのか、ウェブインタビューで滝野CEOに聞いた。

五輪延期を受け、3月に愛知で初開催/国際物流総合展

国際物流総合展事務局は6月24日、物流の専門見本市「国際物流総合展」を来年3月に愛知県で初開催すると発表した。近年は東京都江東区の東京ビッグサイトで開催してきたが、東京五輪・パラリンピックのプレスセンターとして使われる同展示場は会期が終わるまでは使えない。そこで今回初めて愛知県で開催することにした。会期は3月9日~12日の4日間で、会場は愛知県常滑市のアイチ・スカイ・エキスポ(愛知県国際展示場)。「3密(密閉・密集・密接)」を避けるため、新たな運営ガイドラインを設けるとともに、オンラインを活用した企画なども検討する。3万人の来場登録を見込む。 詳細情報は国際物流総合展の公式ホームページから。申込締め切り日は10月9日。

「日に新た館」で最新物流ソリューションを見よう/ダイフク高光巧一館長

「倉庫や工場内の物流を自動化したい」と考えたとき、まずは最新の物流システムについて情報収集することから始める人も多いだろう。とはいえ都合よく展示会が開催されているとは限らない。どうやって情報収集しようか――。そんな際は、ダイフクの滋賀事業所内にあり、立体自動倉庫やソーター(仕分け装置)、コンベヤーなど物流の最新設備を常設展示する「日に新た館」を利用できる。高光巧一館長は、一般製造業・流通業向けシステム事業の支店統括部長を経て2017年に10代目の館長に就任した。長年営業畑を歩み、製品の開発状況や導入実績、市場ニーズの動向にも精通した高光館長に、日に新た館の展示製品や運営方針など幅広く聞いた。

積み下ろしロボを発売、物流業界へ参入/ユーシン精機

プラスチック成形品の取り出しロボットを開発、製造するユーシン精機は6月3日、箱を積み下ろしするパレタイジングロボット「PAシリーズ」を発売し、物流業界へ参入した。PAシリーズは直線運動する軸を直交させた構造で、パレタイジングロボットで一般的に使われる垂直多関節ロボットに比べ設置面積が小さい。水平軸を片側から支持する片持ち構造のため支柱が少なく、スペースを有効利用できる。可搬質量は20kgと40kgの2種類あり、本体価格(税抜き)はそれぞれ450万円と600万円。年間約50台の販売を目指す。

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