ウェブイベントで新機能発表、AGVから構内けん引車まで/ZMP
3方式の自在な組み合わせ
同社は自動運転技術と、宅配ロボットなどのサービスロボット、キャリロシリーズの3分野でロボット事業を展開する。キャリロに関する大きな発表は3つ。一つ目が新機能「Hybrid SLAM(ハイブリッドスラム)」だ。
キャリロは、地面に張り付けたマーク(ランドマーク)を読み取って動く「ビジュアルトラッキング」という誘導方式を採用する。設置が簡単でレイアウト変更に対応しやすく、比較的安価な方式だ。しかし、狭い通路に対応できない、路面がアスファルトだとランドマークを固定しにくい、フォークリフトがランドマーク上で旋回すると剥がれることがあるなど、課題もあった。ハイブリッドスラムは、これらの課題を解決するオプションだ。