ロボットによる自律ピッキングの実証実験を開始/オカムラ、トラスコ中山
オカムラは5月9日、物流自動化ソリューション「PROGRESS ONE(プログレスワン)」の事業化に向けた実証実験を機械工具専門商社のトラスコ中山と共同で今年4月から開始したと発表した。最小の出荷単位で該当商品を在庫から取り出す「ピースピッキング」作業の自動化を目指す。
生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン
RECENT POSTS
オカムラは5月9日、物流自動化ソリューション「PROGRESS ONE(プログレスワン)」の事業化に向けた実証実験を機械工具専門商社のトラスコ中山と共同で今年4月から開始したと発表した。最小の出荷単位で該当商品を在庫から取り出す「ピースピッキング」作業の自動化を目指す。
いよいよ物流業界で「2024年問題」が表面化する。長時間労働となりやすい物流業界では、自動化による省人化や無人化のニーズが高まるのは間違いない。事業用不動産サービスを提供するシービーアールイー(CBRE)は、AGVなどを使った自動化システムを手掛けるPhoxter(フォクスター、大阪府豊中市、園田淳一社長)と協力し、物流施設の業者向け内覧会で自動化ソリューションを紹介した。
ノルウェーに本社を置くオートストアの日本法人、オートストアシステム(東京都中央区、安高真之社長)は4月17日、ロボット自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」の導入事例見学会を開催した。
ダイフクは5月10日、2024年3月期の通期決算説明会をオンラインで実施した。受注高は前年同期比15.9%減の6203億円と減少したが、売上高は同1.6%増の6114億円、営業利益は同5.5%増の620億円、経常利益は同7.4%増の642億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同10.2%増の454億円と増収増益を達成した。
大阪市住之江区のインテックス大阪で4月10日から12日までの3日間、「第5回関西物流展」が開催された。過去最大の規模での開催となった今回展は初出展の企業も多く、物流業界での存在感が年々増している。会場では無人搬送フォークリフト(AGF)など現場の人手不足に対するさまざまな提案が見られた。
Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は4月24日、半導体製造装置メーカーのSCREEN(スクリーン)セミコンダクターソリューションズ(京都市上京区、岡本昭彦社長)の半導体洗浄装置の組み立て工程に無人搬送車(AGV)を納入し、物流自動化を短期間で実現したと発表した。
最近よく聞く言葉だけど、「それどんな意味?」と聞かれたら自信を持っては答えにくい――。そんな言葉はありませんか? 新連載コラム「いまさら聞けないキーワード」では、そんなロボット業界のキーワード・新ワードを紹介します。今回は、「2024年問題」という社会課題とも関係の深い「マテハン」がテーマです。
ダイフクは、滋賀県日野町にあるマザー工場の滋賀事業所の再編を開始した。2028年までをめどに約330億円を投じて同事業所の生産能力を従来比で1.4倍に拡大するとともに、事業所内の物流効率化や事業継続計画(BCP)対応も進める。
「より付加価値の高いソリューションをお客さまに提供し、競合他社との差別化を図るため、新たに4つの戦略を打ち立てた」――。そう語るのは、今年1月にシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のバイナス(愛知県稲沢市)の新社長に就任した下間篤氏だ。同社が今後推進する「4つの戦略」とは一体何か? それぞれの戦略について下間氏に詳しく話を聞いた。
パル(大阪市中央区、小路順一社長)、アッカ・インターナショナル(東京都港区、秀洋一社長)、Exotec Nihon(エグゾテックニホン、東京都港区、立脇竜社長)の3社は4月3日に共同で、物流拠点「パルクローゼット・ロボティクス・ソリューション・センター(PRSC)」を開設したと発表した。