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[気鋭のロボット研究者vol.4]ロボットに物体を認識する“目”を【前編】/中京大学橋本学教授

連載4回目を迎えた今回は、3つの分野のセンシング・情報処理技術を主な研究テーマに掲げる中京大学の橋本学教授を紹介する。橋本教授は、産業用ロボットに関わる分野では、ばらばらに積まれた物体をピッキングする時に使われるロボットの視覚システム、つまりロボットの“目”の役割を果たすシステムについて研究する。2013年には、ばら積みされた物体の位置や姿勢を効率的に認識できる「ベクトルペアマッチング」という独自のアルゴリズム(プログラムの問題解決手順や計算方法)を開発した。

桁違いの超多品種・高速処理を物流向けに提案/KyotoRobotics

Kyoto Robotics(キョウトロボティクス、滋賀県草津市、徐剛社長)は、物流業界向けに産業用ロボットを使った「デパレタイジング・ロボット・システム」を開発した。パレット(荷台)やカゴ車などに積まれた段ボール箱をコンベヤーなどに自動で荷降ろし(デパレタイズ)する。デモンストレーションでは、同社が「業界最速」と胸を張る毎時800箱の高速デパレタイズを披露した。独自のビジョンセンサーがこのシステムの肝だ。

[注目製品PickUp!Vol.3]ロボット初心者でも簡単操作/FUJI 「SmartWing(スマートウィング)」【後編】

独自の操作方法で、簡単に動作を入力できるFUJIの「SmartWing(スマートウィング)」。これまでロボットを使ったことのない企業でも導入しやすいよう、ハンドや安全カバーなどの標準的な周辺機器も用意した。「ロボットシステムをすぐに立ち上げ、稼働させられる」と藤田政利技術部長は言う。システムの構築を請け負うシステムインテグレーター(SIer)の負担を軽減できると、SIerからも注目される。

[注目製品PickUp!vol.3]ロボット初心者でも簡単操作/FUJI 「SmartWing(スマートウィング)」【前編】

電子部品を基板に装着する電子部品実装ロボットで高いシェアを占めるFUJIは、これまで培った技術を応用して2017年に5軸の多関節ロボット「SmartWing(スマートウィング)」を開発した。最大の特徴は、難しかった多関節ロボットの操作を、座標の指示など簡単な設定だけでできるようにしたことだ。

[JIMTOF2018速報 vol.1]日本最大の工作機械展でロボット提案に脚光/日本国際工作機械見本市

11月1日から6日までの6日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで、日本最大の工作機械展「第日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」が開かれている。「世界3大工作機械展」の一つに数えられ、国内外の製造業の関係者ら10数万人が来場するビッグイベントだ。ロボットと一体化した工作機械を展示の目玉に打ち出す企業が多く、ロボットシステムを展示したブースには黒山の人だかりができた。注目を集めた展示の一部を、現地からの速報としてお届けする。

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