ロボニティシリーズに単軸ロボットと専用コントローラー追加/ヤマハ発動機
ヤマハ発動機は12月9日、スライダータイプの単軸アクチュエーター「Robonity(ロボニティ)シリーズ」に、単軸ロボットの「Basicモデル:ABAS」と「Advancedモデル:AGXS」、両製品用のコントローラー「ロボットポジショナーEP-01」を追加すると発表した。2021年1月6日に発売する。
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ヤマハ発動機は12月9日、スライダータイプの単軸アクチュエーター「Robonity(ロボニティ)シリーズ」に、単軸ロボットの「Basicモデル:ABAS」と「Advancedモデル:AGXS」、両製品用のコントローラー「ロボットポジショナーEP-01」を追加すると発表した。2021年1月6日に発売する。
安川電機は11月30日、小型ロボット「MOTOMAN(モートマン)-GP4」を発売した。電機・電子関連の小型部品の組み立てや搬送をはじめ、箱詰めや仕分け、検査などさまざまな産業で多用途に使える製品だ。最大可搬質量は4kgで、最大リーチは550mm。
大手自動車メーカー向けのボディー部品を製造する豊臣機工(愛知県安城市、後呂幸彦社長)は、シールスポンジ材を自動で貼り付けるシステム「ロボットスポンジシーリング」を開発した。社内で活用していた同システムだが、豊臣機工、トライエンジニアリング(名古屋市守山区、片山誠二社長)、進和の3社で協業体制を整え、今年の8月から外販を開始した。人が貼るよりも正確に貼り付けられ、再現性も高い。人間の場合は訓練が必要だが、ロボットは1度の指示で作業できるため、動作を身に付けて作業を開始するまでの時間を人間と比べて4分の1まで短縮できる。
川崎重工業と医療機器・試薬メーカーのシスメックス、両社が50%ずつ出資して設立したメディカロイド(神戸市中央区、浅野薫社長)の3社は11月18日、国産初の手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)サージカルロボットシステム」を都内で初公開した。川崎重工の産業用ロボットに関する技術などを生かして開発した製品で、2030年に売上高1000億円を目指す
産業機械メーカーのスギノマシン(富山県魚津市、杉野良暁社長)は11月17日、産業用ロボット「スイングアーム式コラムロボット」の軽可搬・小型タイプを開発したと発表した。構造をシンプルにしたことで、高速化と小型化を実現。工作機械の内部に組み込んで、加工対象物の付け外しなどに使える。
射出成形機用の取り出しロボットを開発、製造、販売するスター精機(愛知県大口町、塩谷国明社長)は11月2日、天井の低い現場でも設置できる低全高ロボットパレタイザー「PXシリーズ」を発売したと発表した。
中央大学発の大学発ベンチャー企業、SoLARIS(ソラリス、東京都文京区、中村太郎社長)は11月12日、上腕アシスト装置「TasKi(タスキ)」の販売予約を開始した。上半身に装着して、腕を長時間上げる作業の際に1kg分だけアシストして、腕の重さを相殺する。製造業では、部品の組み付けや組み立て作業、上向きで電動工具や溶接機具を扱う作業などで用途を見込む。また製造業だけでなく、建設業や農業分野など計10事業者で実証実験を進めている。販売価格は税抜き11万5000円。予約数が100件ほどの最低ロット数に達したら、本格的に製造と販売を始める。
オムロンは11月9日、協働ロボット「TMシリーズ」向けの周辺機器群「プラグ・アンド・プレー」の新製品として、空気圧制御機器メーカーのSMCとCKDのグリッパーを追加したと発表した。
プラグ・アンド・プレーは、オムロンが販売するTMシリーズ用に開発された周辺機器群。グリッパーの他に、ねじ締めユニットやビジョンセンサーなどもある。既存のラインアップはドイツやカナダなど海外メーカーの製品で、国内メーカーの取り扱いは今回が初めてだ。
コネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也社長)は、11月25日から27日に開催される食品製造の自動化・省人化のための商談展「フードテックジャパン」で「そばロボット」を展示する。
機械要素部品メーカーのTHKは、無人搬送車(AGV)の誘導システム「SIGNAS」を開発した。念頭に置いたのは、生産現場での搬送に対する課題解決。しかし、開発を進めるうちに汎用性の高いシステムに仕上がった。星野京延常務執行役員は「この制御システムを使えば、AGVの用途は広がる。生産現場以外の課題解決にも貢献できる」と胸を張る。