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安川電機

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新会長に安川電機、小笠原浩社長が就任/日本ロボット工業会

日本ロボット工業会は5月20日、通常総会で安川電機の小笠原浩社長(=写真、昨年11月に撮影)を新会長に選出した。副会長はファナック稲葉善治会長、パナソニックスマートファクトリーソリューションズ青田広幸会長兼最高経営責任者(CEO)、スター精機塩谷国明社長、三明機工久保田和雄社長の4人。同工業会の内部組織であるFA・ロボットシステムインテグレータ協会は、会長の久保田和雄三明機工社長、副会長の渡辺亙バイナス社長とも再任となった。

貿易摩擦と新型コロナで大幅な減収減益/安川電機

大手ロボットメーカーの安川電機は4月10日、2019年度(2020年2月期)の決算を発表した。売上高は前年度比13.4%減の4109億5700万円、営業利益は同55.1%減の223億3900万円となり、大幅な減収減益となった。米中貿易摩擦や新型コロナウイルス感染の拡大により、世界的に設備投資需要が低迷した。「中国では産業用ロボットの引き合いや納入が再開しつつあるが、グローバルでは先行き不透明」と話した。

棚置きロボを発売、省スペースで高密度配置可能に/安川電機

安川電機は4月7日、多用途向けロボット「GPシリーズ」のラインアップに可搬質量300kg、アームの長さが3220mmの「MOTOMAN(モートマン)-GP300R」を追加した。床より高い水平面に設置する「棚置き型」と呼ばれるタイプで、設置面より低い範囲で広くアームが動く。自動車ボディーなどをハンドリングするのに適する。床に置くタイプのロボットと組み合わせれば高密度なロボット配置が可能で、よりコンパクトな組み立てラインを実現できる。

[ロボットが活躍する現場vol.12]第2工場を本格稼働し、生産能力3割向上/コスメック

工作機械や産業用ロボット関連の機器を開発、製造するコスメック(神戸市西区、白川務社長)は2019年10月に第2工場をしゅん工し、20年3月に本格稼働させた。生産体制の合理化を進め、現在までに部品生産能力は3割向上した。本社工場に集中していた部品加工を分散させ、本社工場は少量多品種、第2工場は量産加工に特化させた。第2工場には本社工場にあった加工設備約40台を移設した。

[ロボットが活躍する現場vol.11]ロボット導入は将来への種まき、目指せ「ワクワクする工場」/梶製作所

産業用ロボットを導入した現場をリポートする連載「ロボットが活躍する現場」も11回目を迎えた。今回は石川県かほく市に本社を構える梶製作所(梶政隆社長)を訪ねた。同社は繊維機械を中心とした各種産業用機械の製造と、金属部品の加工を事業の2本柱に掲げる。梶司郎専務は、加工事業の工場を「将来は省人化や省力化のモデル工場にしたい。子供たちにも興味を持ってもらえるような『ワクワクする工場』を目指す」と意気込む。その将来構想への種まきの一環で、ロボットを使った自動化システムを2018年12月に導入した。

[特集 国際ロボット展vol.11]明日が最終日! 新型協働ロボとデジタルツインに注目

「2019国際ロボット展(iREX2019)」が21日まで、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれている。今回注目を集めたのが、新型協働ロボットとデジタルツイン技術だ。ハードウエア、ソフトウエアの両面からより手間なく柔軟に使えるロボットシステムの提案が相次ぐ。また、低コストかつ短期間で立ち上げられるパッケージシステムを提案する企業も目立つ。

[特集 国際ロボット展vol.2]アプリ開発、育成など続々/安川電機 津田純嗣会長

産業用ロボットの研究開発や導入の環境は目まぐるしく変化している。大手ロボットメーカーの安川電機は、人工知能(AI)やデジタルツインなどの最新技術をロボットやアプリケーション(使い方)の開発に生かし、ユーザーの人材育成や技術支援にも取り組む。中小企業がロボットを導入しやすい環境を作りつつ、メーカーとして新たな領域で市場を開拓する体制を整える。

難しい! でも面白い! 安川電機が描く近未来の工場/小川昌寛 取締役 執行役員 ロボット事業部長

「自律分散型のソリューションをデータドリブンで実現したい」――。いきなりそう言われて理解できる人はあまり多くないだろう。しかし、安川電機の小川昌寛ロボット事業部長は大真面目にその構想を掲げ、実現に向けて着実に歩みを進めている。世界で最もリアルに産業用ロボットの未来を語れる人物の一人、小川氏の「脳内」をほんの少しのぞかせてもらった。

ロボットが金属を削る! 主催者企画が示す加工の新たな可能性/メカトロテックジャパン2019

今年最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン(MECT)2019」が10月23日から、名古屋市港区の名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)で開催される。毎回会場で実演展示する主催者企画「コンセプトゾーン」の今回のテーマがロボットに決まった。会場では、人手不足の解消や生産性向上を実現する4つのロボットシステムが提案される。また会期中には、自動車や航空機に加えロボットをテーマとする講演も予定する。

「人と機械の共生」で自動化/安川電機

安川電機は2018年7月、埼玉県の入間事業所内に「安川ソリューションファクトリ」を完成させた。デジタルデータの活用でより生産性を高める「「i³-Mechatronics(アイキューブメカトロニクス)」の考え方を具現化した工場だ。「モノのインターネット(IoT)やビッグデータ、人工知能(AI)などの技術を使い、生産性は3倍、リードタイムは6分の1を実現した」と白石聡工場長は言う。

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