新型の半ヒト型ロボットを発表/Pudu Robotics
中国深センに本社を置くPudu Robotics(プードゥーロボティクス)は9月20日、上半身がヒト型のロボット「PUDU D7」を発表した。
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中国深センに本社を置くPudu Robotics(プードゥーロボティクス)は9月20日、上半身がヒト型のロボット「PUDU D7」を発表した。
日立製作所グループで最大規模のイベント「日立ソーシャルイノベーションフォーラム2024ジャパン」が9月4日と5日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開催された。製造業や物流関連では、ロボット関連技術や現実とデジタル(仮想空間)の設備が同期して連動するデジタルツイン技術、人工知能(AI)の活用などを披露した。
カワダロボティクス(東京都台東区、川田忠裕社長)は3月25日~4月5日までの期間限定で、ヒト型協働ロボット「NEXTAGE Fillie(ネクステージフィリー)」と技術商社のリンクス(東京都品川区、村上慶社長)が取り扱う画像処理ソフトウエア「HALCON(ハルコン)」を組み合わせたデモシステムをカワダロボティクス本社のショールームに展示する。
ヒト型ロボットは大きな注目を集めている分野の一つだ。産業用ロボットとして提案するメーカーは多岐にわたるアプリケーションを披露し、実用性の高さをアピールする。一方、ヒト型ロボットを研究用途に提案する企業もあり、価格競争力の高さなどを武器に攻勢をかける。vol.23ではヒト型ロボットの各社の展示を紹介する。
障がいのある人を支援する施設を運営する南山城学園(京都府城陽市、磯彰格理事長)は昨年9月、就労支援施設「魁(さきがけ)」に、双腕ロボットを使った基板のはんだ付けの自動化システムを導入した。「ロボットを使えば品質の安定化が図れる。質の高い製品をそれに見合う金額で販売することで、就労支援施設の労働者の賃金向上につなげたい」と赤塚信隆施設長は語る。
国際ロボット展(iREX)の会場でひときわ多くの注目を集めたのが、ロボットメーカー大手の安川電機だ。
80小間の展示エリアに29ものデモシステムを出展し、4年ぶりに国際ロボット展(iREX)に臨んだデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長)。新型の協働ロボットや人工知能(AI)技術を活用したデモシステムに加え、同社が近年力を入れているラボラトリーオートメーション関連のデモシステムなども提案し、大きな注目を集めた。
五誠機械産業(佐賀市、川島晃会長)は、「九州ロボットセンター」を運営する。ショールーム機能に加えて、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の教育施設としても使われるのが大きな特徴だ。小松直博センター長は「リーマンショックによる不況を機に日本の技術者の海外流出が増加した。外部発注などで生産技術部門は縮小し、日本の技術力が下がったように感じる。SIerの技術力向上に少しでも貢献できれば」と語る。
THKとSMC、ハーモニック・ドライブ・システムズの要素機器メーカー3社が8月31日と9月1日、東京都内で「3社合同メカトロニクスショー」を開催した。産業機械メーカーの開発部門や大手メーカーの生産技術部門など1000人超が来場した。3社の製品や技術を生かした搬送ロボットのデモ機などが来場者の目を引いた。
エクサウィザーズ(東京都港区、石山洸社長)とカワダロボティクス(東京都台東区、川田忠裕社長)は11月21日、粉体秤量システム「exa Base(エクサベース)ロボティクス for NEXTAGE(フォー・ネクステージ)」を共同開発したと発表した。2本のアームで瓶のフタを開ける作業なども効率的にこなし、人と同等程度の作業速度を実現する。「さらさらの粉体から、きな粉のような固まりやすい物まで幅広く扱える」とエクサウィザーズRobot企画部の直野廉ビジネスディベロップメントリードは言う。