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溶接ロボットシステムを初披露/スギノマシン

溶接ロボットシステムと共に写る杉野岳副社長(右)とRI事業部長の大西武夫執行役員(左)

 スギノマシン(D30)は、TIG(ティグ)溶接やファイバーレーザー溶接などの作業を自動化する溶接ロボットシステムを初披露した。自社製の産業用ロボット「CRbシリーズ」やシミュレーションソフトウエア「CROROROS(クロロロス)」などをパッケージ化しており、ワーク(溶接対象物)の形状に合わせてロボットの動作経路を自動生成できるのが特徴だ。独自のスキャナーシステムを使い、ワークごとのばらつきを自動で補正する機能も備えた。スキャンデータの解析・補正システムは、リンクウィズ(浜松市中央区、吹野豪社長)と共同開発した。
 杉野岳副社長は「溶接はノウハウが必要なため、自動化するのが難しいニッチな分野。こうした領域にわが社の自動化技術やデジタル技術を生かしたいと考え、溶接ロボットシステムを開発した」と説明する。

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