ハンドメーカーがハンドチェンジャーも/ピアブ・ジャパン
空圧機器や真空グリッパーを手掛けるピアブ・ジャパン(D16)は、ロボットハンドを交換するハンドチェンジャーを初披露した。ロボットの動作でハンドの接続部分を側面から差し入れるだけで取り外せる。逆の順番で動作させると装着もできる。担当者は「ハンドチェンジャーの中でも簡単な方式。真空グリッパーなどと合わせて販売拡大させたい」と意気込む。
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空圧機器や真空グリッパーを手掛けるピアブ・ジャパン(D16)は、ロボットハンドを交換するハンドチェンジャーを初披露した。ロボットの動作でハンドの接続部分を側面から差し入れるだけで取り外せる。逆の順番で動作させると装着もできる。担当者は「ハンドチェンジャーの中でも簡単な方式。真空グリッパーなどと合わせて販売拡大させたい」と意気込む。
THK(D46)は、リニア搬送システム「VTSシリーズ」を参考出展した。リニア搬送システムはコンベヤーなどに比べて、高い位置決め精度や、複数ある搬送台それぞれを単独で制御できる特徴などを持つ。対象物(ワーク)を搬送台に乗せたまま、塗布や組み立てなどの作業をしやすいため、近年は特に注目を集める。THKのVTSも同様の特徴を持つ。さらに、搬送台に同社の直動案内装置「LMガイド」をベースにしたガイドで搬送台を稼働させる。そのため、複数のユニットをつなげて搬送経路を長くした際にも、がたつきを生じにくい。また、独自の給油方法で潤滑油を補給できるなど、LMガイドで培った知見を盛り込んだ。担当者は「リニア搬送システムでは後発だが、長年培ってきたLMガイドの特徴を取り入れることで、差別化を図る」と意気込む。
包装機械メーカーのフジキカイ(D17)はオーストリアのB&Rのリニア搬送システム「ACOPOStrak(アコポストラック)」を採用した「リニア搬送包装システム」(写真)を展示する。ブースでは2つの異なる包装作業を同時に行うデモを実施。シャトルに搭載されたカメラでリニア搬送の動きを体感できる仮想現実(VR)体験コーナーも設けている。