対話形式で指示できる協働ロボット/井高
井高(E01)はドイツNEURA ROBOTICS(ニウラロボティクス)の人工知能(AI)搭載の協働ロボット「MAiRA(マイラ)」を展示する。ティーチング(教示)要らずで、どこに何を運ぶかを設定すれば、運ぶ順番や経路を判断して作業する。英語やドイツ語など数カ国語に対応し、対話形式でも簡単な動作を指示できる。
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井高(E01)はドイツNEURA ROBOTICS(ニウラロボティクス)の人工知能(AI)搭載の協働ロボット「MAiRA(マイラ)」を展示する。ティーチング(教示)要らずで、どこに何を運ぶかを設定すれば、運ぶ順番や経路を判断して作業する。英語やドイツ語など数カ国語に対応し、対話形式でも簡単な動作を指示できる。
FNS(E41)は、旋盤やマシニングセンタ(MC)などの既存の設備に直接接続できる可搬式台車ロボットシステム「RD510」を展示する。台座の底面に装着されたセンサーが自動で床面の凹凸を測定するため、位置の補正なしにどんな場所でも使用できる。見島史郎会長(=写真)は「RD510は中小企業の製造現場に向いている装置。お昼休みなど作業員のいない時間にだけすぐに稼働させることも可能だ。展示を通してロボットの位置決めの重要性を知ってもらえたら」と語る。
輸入商社の進和(D66)は、中国の上海市に本社を置くJAKA(ジャカ)ロボティクスが製造する可搬質量20kgの協働ロボット「JAKA Zu 20」を国内初披露した。可搬質量が大きく、アームのリーチ長が長いため、荷役台(パレット)に荷物を上げ降ろしするパレタイズ・デパレタイズなどの用途に向く。
牧野フライス製作所(D52)は、製造支援モバイルロボット「iAssist(iアシスト)」の体験コーナー(写真)を設置。営業企画部プロモーション課の長友林太郎課長は「ゲームやラジコンをやったことがある人なら、楽勝です」と、iアシストの使いやすさのアピールに力を入れる。ブース内では5軸マシニングセンタ「DA300 自働化パッケージ」とiアシストを連動させ、ツール交換やワーク交換の実演もしている。来場者はまず体験コーナーから始めるのがよさそうだ。