[特別企画:これなら簡単“パッケージシステム”]多品種変量の自動化はロボットで/三和ロボティクス「NEXSRT F12」
2つの機能が肝
三和ロボティクスが2017年11月に発売した「NEXSRT(ネクサート) F12」は、工作機械向けのロボットシステムだ。
機械の前に設置し、アームを伸ばしてロボットが加工材料を着脱する。
直径60~200mm、厚さ40~120mmまでの材料に対応できる。特に、多品種変量生産の自動化に力を発揮する。
肝になるのは「品種登録」と「品種切り替え」の2つの機能だ。
品種登録とは、加工材料の直径や厚さ、対応するロボットや工作機械のプログラムなど、着脱する加工材料の情報を登録すること。
数多くの品種を登録でき、一度データを登録すればその後はデータを呼び出すだけでよいため、多品種変量生産に適する。