「Xフロンティア」を全面稼働/SGホールディングス
SGホールディングスは3月2日、次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」を全面稼働したと発表した。
Xフロンティアは、2020年1月にしゅん工した国内最大級の物流施設だ。佐川急便(京都市南区、本村正秀社長)の大規模な中継センターとグループ各社が使用する倉庫区画や事務所スペース、テナントスペースからなる。
しゅん工後、国際貨物事業や物流倉庫事業を担うSGHグローバル・ジャパン(東京都江東区、小山彰社長)や、大型、特殊輸送を担うSGムービング(東京都江東区、別所規至社長)が入居し業務を開始。またロジスティクス事業を担う佐川グローバルロジスティクス(東京都品川区、森下琴康社長)が電子商取引(EC)プラットフォームを開設した。
今回、ECプラットフォームに導入された自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア」が稼働したことで、同施設におけるグループ各社の機能がそろい、全面稼働となった。同施設内で集荷や仕分けなどがシームレスに対応できるため、配送リードタイムも短縮できる。また先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL」の事務所とショールームも併設。物流に関する悩みに合わせ、GOALが受託した国内外各地のソリューション事例を見ることができる。