高吸い込み量の協働ロボ用エジェクターを発売/シュマルツ
ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は4月14日、吸い込み流量の大きい真空発生装置(エジェクター)「協働ロボット用コンパクトエジェクタ RECB」をラインアップに加えたと発表した。
RECBはロボットのアーム先端に取り付けられる小型の真空エジェクターだ。小型ながら吸い込み量が大きく、通気性のある物やたわみやすい物でも搬送できる。また同社の他のコンパクトエジェクターと同様にエアセービング機能を搭載し、エア消費を抑制することで運用コストを抑えられる。
各協働ロボットメーカー向けの専用フランジ(ロボットとの接続に使うパーツ)や電気接続ケーブルをラインアップし、ロボットとの接続も容易だ。専用の工具も不要で取り替え作業の負担を軽減できる。