三菱重工業と三菱重工機械システム(神戸市兵庫区、池田直昭社長)は10月27日、フランスのベンチャー企業スタンレーロボティクスと、完成車の自動搬送ロボット事業の共同展開について合意したと発表した。
自動搬送ロボットを活用し、商業施設や空港などでのバレーパーキング(駐車場への入出庫の代行)サービスを展開。また、自動車工場や自動車を積み込み港湾などでの低コストで安全な搬送を実現する。
自動バレーパーキングについては、三菱地所と実証実験について合意しており、今後同社グループが所有する大型商業施設や空港を候補に、具体的な実証実験の検討を進めていく方針だ。