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[注目製品PickUp! vol.36]産ロボ特化で簡単立ち上げ・高コスパ【前編】/コグネックス「AlignSight」

今回取り上げるのは、米国コグネックスコーポレーションのビジョンシステム「AlignSight(アラインサイト)」。産業用ロボットとの組み合わせに特化した製品だ。ビジョンシステムには通常、外観検査やバーコード・文字の読み取りといった幅広い用途があるが、アラインサイトでは機能を絞ることで、「最上位機種と同等の性能と、ローエンド機種以下の低価格を実現した。用途が決まっているので、立ち上げ時の設定も簡単」と日本法人コグネックス(東京都文京区、ロバート・ウィレット社長)グローバルソリューションズ・プロダクトマーケティング部門の磯部龍樹シニアマネジャーは語る。

[活躍するロボジョvol.7]次につなげるパスを/バイナス 服部百恵さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。7回目はバイナス(愛知県稲沢市、渡辺亙社長)で、展示会や製品カタログなどを通じて大学や工業高校にロボットやファクトリーオートメーション(FA=工場自動化)関連の実習装置をPRする服部百恵さんを紹介する。展示会では、ブースや装置の設営から操作デモ、接客まで一人で担当する。「一人でも多くの人と名刺交換をし、会社の知名度を高めたい」と話す。

「ライン全体の自動化を支援」、協働ロボ専業SIerの次の一手/IDECファクトリーソリューションズ武仲清貴社長

IDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市)は協働ロボット専業のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。今年4月には制御盤の製作やワイヤハーネスの組み付けを担う新工場を稼働した他、スキューズのファクトリーオートメーション(FA=工場自動化)事業も譲り受けるなど、事業拡大の手を緩めない。武仲清貴社長は「2026年3月期には50億円、将来は100億円の売上高を目指す。従来は協働ロボットで特定の工程を自動化するのが中心だったが、今後は生産ライン全体の自動化も支援したい」と意気込む。

リアル展で協働ロボや産ロボ部品アピール【後編】

6月23日~25日の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイト青海展示棟でモノのインターネット(IoT)などの展示会「インダストリーフロンティア」や、機械部品などの展示会「テクノフロンティア」が開かれた。前編では、インダストリーフロンティアの会場に展示された協働ロボットシステムなどを紹介した。後編では、テクノフロンティアの会場で見つけたロボットやロボットハンドに使える要素部品を取り上げる。

中古で導入コスト削減! ロボットをもっと気軽に/Sエンジ販売

商社とシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の両事業を手掛ける新興企業のSエンジ販売(愛知県東海市、末永真也社長)。最近はロボットの中古販売に力を入れており、2019年5月には専用の販売サイトを立ち上げた。新品に比べて低価格で気軽に導入できるのが中古ロボットのメリットで、大手企業だけではなく個人や教育機関からも購入希望の問い合わせが来るという。導入コストの削減に中古ロボットを提案し、ロボットのさらなる普及に貢献する考えだ。

リアル展で協働ロボや産ロボ部品アピール【前編】

6月23日~25日の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイト青海展示棟でモノのインターネット(IoT)などの展示会「インダストリーフロンティア」や、機械部品などの展示会「テクノフロンティア」が開かれた。同時開催されたその他の展示会と合わせ、3日間合計で1万人以上の来場者が集まった。前編では、インダストリーフロンティアの会場で見つけた、安全柵なしで設置できる協働ロボットの新製品や新提案などを紹介する。

ウェブ展で多数の新製品を発表/ファナック

ファナックは6月14日~25日、ウェブ上で「第30回ファナック新商品発表展示会」を開いた。一昨年までは山梨県忍野村の本社内で開催していたが、新型コロナウイルス禍を受け昨年は中止、今年はウェブ上での開催となった。技術解説動画やウェブセミナーで、既設の工作機械に後付けできるロボットシステムや、プレス加工機向けのロボットなど、多数の新製品、新技術を発表した。

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