単純作業の自動化に向くモジュール型ロボットを発売/THK
THKは4月5日、工作機械への加工対象物(ワーク)の投入など、単純作業の自動化に適したロボット「MLS」を発売した。シンプルな構造をしており、機能に必要な要素部品をまとめたモジュールをボルトで組み立てて使う製品だ。駆動部のモジュールは3つで、それぞれ昇降、伸縮、旋回の機能を持つ。
ベース部分の昇降モジュールは上下に200mm動く。伸縮モジュールは水平方向に直線運動し、ストロークは500mm。旋回モジュールは伸縮モジュールを最大で300度回転させる。配線ケーブルやチューブもモジュールにまとめられているため、複雑な配線作業をせずに短時間で導入して稼働させられる。独立したモジュールごとに購入や交換でき、保守やメンテナンス時の効率が良い。
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