高校生が8カ月の成果を競う、第2回高校生ロボットSIリーグ開催
「第2回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会(高校生ロボットSIリーグ)」が12月9日と10日の2日間、愛知県常滑市の展示会場「Aichi Sky Expo(アイチ・スカイ・エキスポ、愛知県国際展示場)」で開催された。
今回は愛知県内の工科高校を中心とした10チームと、オープン参加の4チームの計14チームが参加した。各チームはシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のサポートを受けながら8カ月間にわたってロボットシステムの構築に取り組み、その成果を会場で披露した。
競技課題は①デンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長)の小型協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」でボールペンを組み立てる「デンソーウェーブ部門」②FUJIの垂直多関節ロボットで菓子を箱詰めする「FUJI部門」③三菱電機の垂直多関節ロボットでギア部品を組み立てる「三菱電機部門」――の3つ。各チームは3部門のいずれかに分かれ、ロボットシステムの出来栄えを競い合った。
三菱電機部門で競技に臨んだ岐阜工業高校が最優秀賞に輝いた。