オランダに欧州初の現地法人を設立/Mujin
欧州では人件費高騰や人手不足の深刻化を背景に、自動化の需要が高まっている。そのため、同社は欧州の物流の玄関口であるオランダに現地法人を作ることで、欧州での事業拡大を目指す。今後は欧州全域での営業や顧客サポート、開発の拠点として現地法人を活用し、顧客のさまざまな要望に対応する。
同社は既に安定した収益構造を構築済みのベンチャー企業がさらなる発展に向けて資金調達する段階「シリーズCラウンド」において、これまでに総額150億円もの大型資金調達を実施してきた。その際の強化項目の一つとして「欧米事業の拡大」を掲げており、今回の欧州現地法人の開設もその一環の取り組みだ。
滝野CEOは「欧州市場での事業拡大を一段と推進するため、オランダに現地法人を設立した。次世代自動化システムの提案や納入、アフターサポートまでをワンストップで提供し、欧州のお客さまの生産性向上に貢献していく」と話す。