ワーク間に隙間があってもつかめる軽量真空グリッパーを発表/シュマルツ
ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は9月7日、パレタイズ・デパレタイズ向けの新型真空グリッパー「ZLW」を発表した。
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ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は9月7日、パレタイズ・デパレタイズ向けの新型真空グリッパー「ZLW」を発表した。
フジムラ製作所(埼玉県川口市、藤村智広社長)は今年6月、ティーチング(教示)作業を人工知能(AI)で自動化した溶接ロボットシステムを稼働した。加工対象物(ワーク)の形状が変わるたびに技術者がティーチングする必要がないため、多品種少量生産にも適用しやすい。比較的容易な溶接を自動化し、熟練の溶接工が難易度の高い仕事に集中できるようにするのが狙いだ。今後はバージョンアップを重ね、年内には容易な溶接の大部分を同システムでカバーできる体制を整えるという。
HAI ROBOTICS JAPAN(ハイロボティクスジャパン、埼玉県三芳町、新井守社長、以下、HRJ)は9月7日、製造業向けに技術者の人材派遣を行うウイルテック(大阪市淀川区、宮城力社長)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。
ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、ドイツに本社を置くフエストの空気圧式協働ロボット「Festo Cobot(フエストコボット)」を取り上げる。空気圧式の協働ロボットは世界初という。日本法人(横浜市都筑区)のグレゴリシュ・ボクダノヴィッツ社長は「安全で安価、軽くて使いやすい」とフエストコボットの利点を話す。
不二越は8月25日、小型協働ロボット「CMZ05」を市場投入したと発表した。CMZ05は産業用ロボット「MZシリーズ」で培ったノウハウを生かして開発した機種。軽量かつ高剛性の設計により、高速・高精度な動作を実現した。
三菱電機は8月30日と31日、兵庫県尼崎市の西日本メカトロソリューションセンターで「FAプライベートフェア2023 in 関西」を開催。2日間で約560人が来場した。3Dシミュレーターや人工知能などを活用して生産性向上を図るFA向けの各種ソフトウエアの他、自動化や省人化に貢献する産業用ロボットも展示した。
西松 大三氏(にしまつ・だいぞう=元ダイヘン社長)8月31日、老衰のため死去、93歳。兵庫県出身。告別式は近親者で行った。
月額制の倉庫ロボットサービス「Roboware(ロボウェア)」を展開するGaussy(ガウシー、東京都港区、中村遼太郎社長)は9月6日、ForwardX Robotics(フォワードエックス・ロボティクス、東京都中央区、斉欧最高経営責任者)と提携し、同社の自律移動型搬送ロボット(AMR)の取り扱いを開始したと発表した。
THKとSMC、ハーモニック・ドライブ・システムズの要素機器メーカー3社が8月31日と9月1日、東京都内で「3社合同メカトロニクスショー」を開催した。産業機械メーカーの開発部門や大手メーカーの生産技術部門など1000人超が来場した。3社の製品や技術を生かした搬送ロボットのデモ機などが来場者の目を引いた。
今年6月、日本ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会)が設立された。ロボット工業会の内部組織であるFA・ロボットシステムインテグレータ協会が一般社団法人として独立した形だ。引き続き会長を務める久保田和雄三明機工社長に、独立の経緯や意義、今後の運営方針などについて聞いた。久保田会長が語る、3つの目標とは。