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2024.03.01

狭小スペースで設置が可能/ユアサ商事

 ユアサ商事は産業用カメラや画像処理機器を取り扱うPhoxter(フォクスター、大阪府豊中市、園田淳一取締役)と物流会社のプラスロジスティクス(東京都豊島区、若佐照夫社長)の3社で、物流施設向けのピッキング用自動搬送システム「ツインピック」を開発した。

「高層棚コンテナ自動搬送ロボット」(左)と「低層棚自動搬送ロボット」(右)

 同システムは「高層棚コンテナ自動搬送ロボット」と「低層棚自動搬送ロボット」の2種類のロボットを同時制御し、ピッキング作業の省人化や省力化を実現する。大掛かりなコンベヤーラインの組み立てが要らず、狭小スペースの物流施設にも設置できる。高層棚には最大8mの高さまで商品を保管でき、保管効率を高められる。
 今後の販売に向け、2024年5月から千葉県柏市のユアサ商事関東物流センターで同システムの公開を予定する。

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