安川電機は10月8日、アルミニウム材の摩擦攪拌(かくはん)接合(FSW)技術に対応する産業用ロボット「MOTOMAN(モートマン)-GG250」の販売を開始した。可搬質量は250kg、最大リーチ長は2711mm。
FSWは突起のある円筒状の工具を強く押し当て、摩擦熱で母材を軟化させて練り混ぜることで複数の部材を接合する技術。従来機種では加圧時にロボットがたわみ、接合品質の低下が課題だったが、同製品は剛性を高めることで高精度な接合を実現する。
また、同製品は穴開けや面加工などの切削加工にも利用できる。