ロボットが活躍する物流施設が相模原にオープン/日本GLP
物流施設の開発・運用会社の日本GLP(東京都港区、帖佐義之社長)は11月11日、相模原市中央区にある関東最大級の物流施設「GLP ALFALINK(アルファリンク)相模原」のオープニングイベントを開催した。ロボット活用や自動化に力を入れた施設で、併設のコンビニエンスストアなどでも最新のロボットシステムが稼働する。
生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン
NEW ARTICLE
物流施設の開発・運用会社の日本GLP(東京都港区、帖佐義之社長)は11月11日、相模原市中央区にある関東最大級の物流施設「GLP ALFALINK(アルファリンク)相模原」のオープニングイベントを開催した。ロボット活用や自動化に力を入れた施設で、併設のコンビニエンスストアなどでも最新のロボットシステムが稼働する。
ロボットハンドなどを製造、販売するデンマークのメーカーOnRobot(オンロボット)は11月12日、同社初のソフトウエア製品「WebLytics(ウェブリティック)」を発売し、ソフト市場に参入すると発表した。複数の協働ロボットシステムの稼働をリアルタイムで監視し、収集したデータを分析して可視化する。機器の予防保全機能なども備える。
チェコの文化を広める活動をしているチェコ外務省の外郭団体チェコセンター東京は11月21日、東京都江東区の日本科学未来館でシンポジウム「チェコが生んだ『ロボット』の行方 ―ロボット工学と人工知能の倫理」を開催する。日本とチェコの研究者が、人工知能(AI)搭載ロボットの人権や自動運転時のAIの責任など、ロボットやAIの倫理の問題に関して発表やディスカッションをする。大阪大学の石黒浩教授や慶応義塾大学の新保史生教授、カレル・チャペック・センターのダヴィッド・チェルニー氏やトマーシュ・フジーベク氏などが登壇予定。チェコ側はウェブ会議システムを通して参加する。
安川電機は10月29日、タブレット型のプログラミングペンダント「スマートペンダント」を「MotoMINI(モートミニ)」など小型垂直多関節ロボット4機種に適用し、「スマートシリーズ」として販売を開始した。
人工知能(AI)などの先端技術を研究するオムロングループのオムロンサイニックエックス(東京都文京区、諏訪正樹社長)は11月11日、京都大学、東京工業大学、奈良先端科学技術大学院大学と、ロボット制御に関する共同研究プロジェクトを開始すると発表した。人の言葉(自然言語)による指示で、ロボットが多様な作業をできるようにする。
繊維製品メーカーのクラボウは、小型コネクターの締結作業を自動化するロボットシステムを10月25日に発売した。2020年4月に発売した線状物の認識に特化したロボット用高速3次元ビジョンセンサー「KURASENSE(クラセンス)」を搭載している。10月27日~29日に東京ビッグサイトで開かれた国際電子回路産業展(JPCAショー)で披露した。
ASPINA(アスピナ)ブランドで展開するシナノケンシ(長野県上田市、金子元昭社長)は11月9日、協働ロボットなどの関節部に適した「関節用薄型中空ブラシレスモータ」と移動式ロボットなどに使う「車輪駆動用薄型インホイールモータ」を開発したと発表した。「今後もラインアップの拡充は進めるが、ロボット向けのキーデバイス(鍵となる機器)をひと通りそろえることができた」とALビジネスユニット長の伊東宏明執行役員は言う。
自律移動型搬送ロボット(AMR)を開発するベンチャー企業のLexxPluss(レックスプラス、川崎市幸区、阿蘓将也社長)は11月8日、投資ファンドやベンチャーキャピタルのLogistics Innovation Fund(ロジスティクス・イノベーション・ファンド)、インキュベイトファンド、SOSV、三井住友海上キャピタル、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルに第三者割当増資を実施し、資金調達したと発表した。
来年6月30日~7月2日にかけて愛知県常滑市の展示会場「アイチ・スカイ・エキスポ」で開催される「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)2022」への意気込みを聞くこの企画。今回は、工作機械の周辺機器メーカーの松本機械工業(金沢市)の松本要社長に出展のきっかけなどを聞いた。「RTJ2022で積極的に製品情報を発信したいし、同時に顧客が抱える課題や問題もリサーチしたい」と語る。
総合商社のフジテックス(東京都新宿区、一森雄介社長)は11月2日、カナダの自律移動型搬送ロボット(AMR)メーカー、クリアパスロボティクスと国内の販売代理店契約を締結したと発表した。クリアパスロボティクスのAMR「OTTO(オットー)シリーズ」は、磁気テープ式の無人搬送車(AGV)のような床面へのテープ貼付が必要ない。フロアのレイアウト変更や封鎖されている通路、各種設備をリアルタイムで認識し、最適なルートを自動で走行する。最大積載量150kgの「オットー100」と同1250kgの「オットー750」、同1900kgの「オットー1500」の3機種をラインアップ。オットー750と同1500は荷物を積んだ荷役台(パレット)やラックを搬送でき、荷物の受け渡しを可能にするコンベヤーアタッチメントもそろえる。