
ロボット主役のIoT提案など目立つ
12月1日~3日、東京都江東区の東京ビッグサイトでモノのインターネット(IoT)などの展示会「スマートファクトリーJapan」や、金属部品メーカーが多く出展する展示会「高精度・難加工技術展」が開かれている。工場向けのIoTと併せてロボットを提案したり、金属部品の仕上げ用加工機とロボットを組み合わせた展示が並んだ。
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12月1日~3日、東京都江東区の東京ビッグサイトでモノのインターネット(IoT)などの展示会「スマートファクトリーJapan」や、金属部品メーカーが多く出展する展示会「高精度・難加工技術展」が開かれている。工場向けのIoTと併せてロボットを提案したり、金属部品の仕上げ用加工機とロボットを組み合わせた展示が並んだ。
ドイツの産業用センサーメーカーのペッパール・アンド・フックスは、センサーユニット「USi-safety(セーフティー)システム」を11月に発売すると発表した。センサーの検出エリアが、従来品のような放射状ではなく広く浅い特殊な楕円(だえん)形状を持つ。床上や壁際でも使用でき、3次元空間での監視に適している。コントローラーとセンサーユニットを分離することでコンパクトになり、設置スペースが限られた場所にも設置できる。ドイツでの高温、高圧水に対する保護等級規格IP69Kに認定される頑丈な設計で、多湿な環境や粉じんの多い環境に強い。
産業機械メーカーのスギノマシン(富山県魚津市、杉野良暁社長)は11月29日、「ウォータージェット作業専用クローラ式小型ロボット」を2022年4月に発売すると発表した。同商品は、ウォータージェットによる洗浄、塗膜の剝離作業などを省力化するロボットで、多関節アームを搭載する。
THKは11月24日、ロボットハンド「ならいハンドシリーズTNH」の受注を開始した。つかむ対象物(ワーク)の凹凸に合わせて、12本のシャフトを倣わせてロックする「ならい機構」を採用した。ワークごとにハンドを都度交換する必要がなく、ならいハンド一つで複雑な形状に対応できる。専用ハンドをそろえる必要がないため初期費用を削減でき、ロボット導入のハードルを押し下げる。
安川電機グループのYE DIGITAL(ワイ・イー・デジタル)は11月25日、倉庫実行システム(WES)「MMLogiStation(ロジステーション)」を提供開始した。WESとは、従来の倉庫管理システムと自動化設備の制御を行う倉庫制御システム(WCS)の中間に位置するシステムで、物流現場の自動化設備の連携や作業管理に特化する。
デンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は11月24日、日東工器が開発、製造する電動ドライバー「デルボDLV45C」を、UR製協働ロボット「URロボット」用の公認周辺機器「UR+(プラス)」に認証したと発表した。デルボDLV45Cは1台で30通りのトルクを設定可能。URロボット用のソフトウエア「URCap(キャップ)」からプログラミングでき、ロボットに不慣れなユーザーでもドライバーの回転速度などを容易に制御できる。
スイスに本社を置く産業用ロボットメーカーのストーブリは11月22日、軽可搬ツールチェンジャー「MPSシリーズ」に10kg、20kg、35kg、55kgまでの負荷にそれぞれ対応する4モデルを追加したと発表した。
FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は12月17日、高松市の情報通信交流館e-とぴあ・かがわ5階で「SIer’s Day(エスアイアーズデイ) in 四国~生産現場でのロボット導入支援セミナー~」を開催する。香川大学の前山祥一教授などゲストによる特別講演を実施し、実際にロボットを導入した企業が導入事例を紹介する。四国経済産業局によるロボット関連施策の紹介なども予定する。エスアイアーズデイとは、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)企業同士や、SIerと産業用ロボットの導入を検討する企業との交流を図るためのイベント。現地参加の他に、オンラインの参加も受け付ける。会場の階下の4階では、翌日に開催されるロボットアイデア甲子園四国大会用にロボットシステムを展示する。
フランスに本社を置く電気機器メーカーのシュナイダーエレクトリックは、搬送システム「Lexium(レクシウム)MC12マルチキャリア」を日本市場で発売すると発表した。12月から製品の提供を開始する。
工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)向けの輸入製品を扱う技術商社のリンクス(東京都品川区、村上慶社長)は11月16日、海外ベンチャー企業のシナプティコンとキネクソン、アリセオンの3社と新たに総代理店契約を締結したと発表した。「2026年にそれぞれ5億円の売り上げを目標とする」と村上社長は話す。