THKは11月24日、ロボットハンド「ならいハンドシリーズTNH」の受注を開始した。
つかむ対象物(ワーク)の凹凸に合わせて、12本のシャフトを倣わせてロックする「ならい機構」を採用した。ワークごとにハンドを都度交換する必要がなく、ならいハンド一つで複雑な形状に対応できる。専用ハンドをそろえる必要がないため初期費用を削減でき、ロボット導入のハードルを下げられる。
12個の吸着パッドと内蔵した絞り弁でワークを吸着する「ならい吸着ハンド」とワークの把持力と把持速度を容易に制御できる「ならいグリップハンド」、用途に合わせてカスタマイズ可能な「ならいユニット」の3種類をラインアップする。