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2021.11.30

形状問わずつかめるロボットハンドの受注開始/THK

 THKは11月24日、ロボットハンド「ならいハンドシリーズTNH」の受注を開始した。

 つかむ対象物(ワーク)の凹凸に合わせて、12本のシャフトを倣わせてロックする「ならい機構」を採用した。ワークごとにハンドを都度交換する必要がなく、ならいハンド一つで複雑な形状に対応できる。専用ハンドをそろえる必要がないため初期費用を削減でき、ロボット導入のハードルを下げられる。

 12個の吸着パッドと内蔵した絞り弁でワークを吸着する「ならい吸着ハンド」とワークの把持力と把持速度を容易に制御できる「ならいグリップハンド」、用途に合わせてカスタマイズ可能な「ならいユニット」の3種類をラインアップする。

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