ロボットアイデア甲子園、28日から地方大会始まる
FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)が主催する「ロボットアイデア甲子園2021」の地方大会が、7月28日から全国各地で順次開催される。これは、ユニークで新しい産業用ロボットの使い方を考案してもらうコンテストで、高校生や高等専門学校生などを対象とする。まずは全国各地のロボット展示施設で見学会を開き、後日ロボットの活用案を発表してもらう。
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FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)が主催する「ロボットアイデア甲子園2021」の地方大会が、7月28日から全国各地で順次開催される。これは、ユニークで新しい産業用ロボットの使い方を考案してもらうコンテストで、高校生や高等専門学校生などを対象とする。まずは全国各地のロボット展示施設で見学会を開き、後日ロボットの活用案を発表してもらう。
ねじやねじ締め機などを製造する日東精工と、協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は7月16日、日東精工のねじ締めユニット「PD400URシリーズ」がUR製ロボットの公認周辺機器「UR+(プラス)」の認証を取得したと発表した。ハードウエアだけでなくソフトウエアもUR製ロボットに対応。システム構築が容易でURのティーチングペンダント(操作盤)からねじ締めユニットも操作できる。ねじ締めユニットで国内メーカーがUR+の認証を取得するのは今回が初めて。
スイスのロボット大手のABBは7月20日、スペインのASTI(アスティ)を買収すると発表した。買収額は非公表。ASTIは倉庫などの物流現場で使用される自律型移動ロボット(AMR)の世界的な有力メーカーの一つだ。この買収によりABBは生産現場から物流まで一連の自動化をサポートする製品ラインアップを手に入れる。
ユアサ商事は7月、工作機械と組み合わせて使う自動化システム「Robo Combo MⅠ(ロボコンボエムワン)」を発売した。「安価で、設置も手軽。慣れればセッティングに1分もかからない」と機械エンジニアリング本部市場開発部の曽我吏司課長補佐は言う。MⅠはファナックの小型切削加工機「ロボドリル」向けだが、旋盤用などシリーズ展開の準備も進める。
スウェーデンに本社を置く真空機器メーカー、ピアブの日本法人ピアブ・ジャパン(東京都葛飾区、吉江和幸社長)は7月13日、自動車業界向けのサクションカップ(吸盤、吸着カップ)シリーズに新モデルを追加したと発表した。
物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」を製造、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は7月13日の~15日、オンラインイベント「ZMP World(ワールド) 2021」を開催した。15日はキャリロデーとして、笠置泰孝キャリロ事業部長がキャリロの新機能や新ラインアップなどを発表した。
台湾の機械要素部品メーカー、ハイウィンの日本法人(神戸市中央区、楊豊銘代表)は約100億円を投じ、同市内に新本社工場を建設する。新本社工場の建設を機にロボット関連製品の生産能力を強化する他、工作機械業界向けの直動製品や半導体製造装置業界向けの精密ステージなども増産する。
知能化コントローラーなどを開発するロボットベンチャー企業のMujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は7月13日、物流倉庫内での積み下ろしを自動化する知能デパレタイズロボット「MujinRobot(ムジンロボット) デパレタイザー」を発売すると発表した。
愛知県と名古屋工業大学の産学官金連携機構(機構長・江龍修副学長 ※「金」は金融機関)は2021年9月10日から翌年1月21日にかけ、「産業用ロボット導入支援研修会」を開催する。
コグネックスのビジョンシステム「AlignSight(アラインサイト)」は、産業用ロボットや自動で位置決めができる可動式ステージ(自動ステージ)と組み合わせて使う専用のビジョンシステムだ。前編ではその機能や特徴を紹介した。後編では、同社の技術的な強みや、本社併設のショールーム「コグネックスラボ」の展示システムを通し、同製品の特徴を深掘りしていく。