医療系物流倉庫に搬送ロボットなど納入/日立製作所
日立製作所は4月20日、医療機器や医療向け消耗品を販売する小西医療器(大阪市中央区、堤田宏社長)の物流拠点に自動化システムを納入したと発表した。大阪府門真市の「大阪ソリューションセンター」に、自動倉庫や、日立インダストリアルプロダクツ(東京都千代田区、小林圭三社長)の自動搬送ロボット「Racrew(ラックル)」などを導入した。
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日立製作所は4月20日、医療機器や医療向け消耗品を販売する小西医療器(大阪市中央区、堤田宏社長)の物流拠点に自動化システムを納入したと発表した。大阪府門真市の「大阪ソリューションセンター」に、自動倉庫や、日立インダストリアルプロダクツ(東京都千代田区、小林圭三社長)の自動搬送ロボット「Racrew(ラックル)」などを導入した。
自動搬送ロボットなどを開発、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は4月15日、「ZMP World(ワールド) 2021」と「ZMPワールド デモウィーク」を開催すると発表した。
ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は4月14日、吸い込み流量の大きい真空発生装置(エジェクター)「協働ロボット用コンパクトエジェクタ RECB」をラインアップに加えたと発表した。
世界最大規模の産業見本市「ハノーバーメッセ2021 デジタルエディション」が2021年4月12日~16日の5日間、オンラインで開催された。約1800社・団体が出展し、1万以上の製品や技術を紹介した。最先端のデジタル技術や自動化ソリューションが来場者の注目を集めた。ここでは主要出展者のロボットや搬送システムの最新提案を紹介する。
自動車用の各種スイッチ部品を製造、販売する松田電機工業所(愛知県小牧市、松田佳久社長)は2020年10月、協働ロボット用の配線収納装置「スマートアレンジシステム」を発売した。電源ケーブルやエアホースなどのたるみをすっきりと収納でき、作業者や周辺の設備との接触を防いで断線リスクを低減する。デンマークのユニバーサルロボット(UR)の協働ロボットに特化しており、21年度に1000台の販売を目指す。
IDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市、武仲清貴社長)は4月16日、全国の高校生を対象とする競技会「高校生ロボットシステムインテグレーション競技会(略称=高校生ロボットSIリーグ)」の実行委員会に参画し、親会社IDECの安全関連機器などを無償提供すると発表した。
工作機械大手のDMG森精機は4月12日、自動化システムを制御するソフトウエア「LPS 4th Generation(フォースジェネレーション)」を開発したと発表した。自動化システムとして統合された複数の工作機械、ロボット、計測機器、洗浄設備などを一元管理できる。
電子部品を基板に装着する電子部品実装ロボットで高いシェアを占めるFUJIは4月12日、小型多関節ロボット「SmartWing(スマートウィング)」のアドバンストロボセルシリーズとして、基板の組み立て工程を自動化する「基板組立ロボセル SW-BA」の受注を開始したと発表した。
安川電機は4月9日、北九州市八幡西区にある本社で会見を開き、2021年2月期の決算を発表した。会見は新設の研究開発拠点「安川テクノロジーセンタ」で行われ、小笠原浩社長と村上周二専務執行役員が出席。東京本社ではテレビ会議方式で発表した。
豊田自動織機、豊田自動織機ITソリューションズ(愛知県刈谷市、鈴木洋社長)、キャッチネットワーク(愛知県刈谷市、松永光司社長)の3社は4月9日、次世代通信規格(5G)を地域限定で利用するローカル5Gの実証実験に着手したと発表した。